【Python入門】おすすめのパッケージ管理システムのpipのインストール方法とは?


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【Python入門】おすすめのパッケージ管理システムのpipのインストール方法とは?

Pythonには豊富なパッケージがあり、それらを組み合わせることで他の言語よりも簡単かつ高度なプログラミングをすることができます。それらのパッケージを管理する仕組みとして、pipというものがあります。pipは最新のPythonの場合は標準で付属していますが、Pythonのバージョンが古い場合は自分でインストールする必要があります。

今回は、Windowsにpipをインストールする方法を説明します。

distributeのインストール

pipをインストールするには、まずdistributeというパッケージが必要なので、先にdistributeをインストールします。distributeのインストーラーを公式ページからダウンロードします(リンク:https://pypi.python.org/pypi/distribute)

なお、distributeのバージョンは0.7.3と0.6.49の2つがありますが、0.7.3は0.6.49がすでにインストールされていて、それをアップグレードするときのみ使用できるので、まずはバージョン0.6.49をダウンロードしましょう。

ダウンロードできたら、圧縮されているので解凍します。解凍したフォルダを開いて、setup.pyというファイルがあることを確認します。

確認できたら、setup.pyがある階層でコマンドプロンプトを起動しましょう。そのフォルダ上でシフトキーを押しながらマウスを左クリックし、メニューから「コマンドウィンドウをここでひらく」をクリックすることでコマンドプロンプトを開けます。

コマンドプロンプトを開いたら、「python setup.py install」と入力し、エンターキーを押します。これで、distributeがインストールされます。

easy_installでpipをインストール

distributeがインストールされると「easy_install」というコマンドが使えるようになります。このeasy_installを使って、pipをインストールします。

pythonがインストールしてあるフォルダに行き、さらにその中のScriptsフォルダを開きます。例えば、Python3.2をインストールしているなら「C:\Python32\Scripts」のようになります。そこから先ほどと同じようにコマンドプロンプトを起動します。

まずは、コマンドプロンプトからeasy_installがインストールされているかを確認します。「easy_install」と入力し、エンターキーをクリックします。インストールされている場合、以下の画像のように表示されます。

easy_installがインストールされていることが確認できたら、コマンドプロンプトに「easy_install pip」と入力し、エンターキーを押します。pipのインストールが始まります。あとは待っていればpipのインストールが完了します。

pipの基本的な使い方

pipにはいくつかのコマンドがありますが、基本的には以下の2つを使います。

① pip install (パッケージ名)・・・・パッケージをインストール
② pip uninstall (パッケージ名)・・・パッケージをアンインストール

これ以外のコマンドについてはpip helpと入力してヘルプを表示することで調べることができます。Pythonには便利なパッケージがたくさんあるので、ぜひpipを利用していろんなパッケージをインストールしてみてください。