知らないと損する検索ノウハウ


OJT で教えている後輩が検索で苦戦していたのでこのノウハウも大事だと思い記事にしました。
少し前の「ゴミ記事論争」に対し、検索側でできることもあると思ったのももう一つの理由です。

以下について説明します。

  1. ショートカットキー
  2. 検索ワード
  3. 検索言語
  4. 検索オプション
  5. タブの有効活用
  6. 検索エンジン

ショートカットキー

ほとんどのブラウザはアドレスバーに検索ワードいれて Enter 押せば即検索できます。
ということでアドレスバーに即飛べるショートカットキーを覚えましょう。

Ctrl + l (小文字のL)

マウスとキーボードとの往復を極力なくすことで効率が上がります。
Chrome, Firefox, Edge, IE で確認してます。

検索ワード

調べたい単語 1 つだけでは、膨大な情報の海に対して良いコンパスにならないことも多いです。

例えば JavaScript の Array について調べたいとします。
その場合Arrayとだけいれても、単なる一般名詞としての情報しかでてきませんよね。
なのでJavaScript Arrayと入れるはずです。当たり前の話ですがワード選びが大切です。

検索ワードには欲しいものを忠実に入力することで欲しいものに近づけます。

  • 説明がほしいときは「入門」、「解説」など
  • サンプルコード「サンプル」、「example」、「source」

他にも、信頼性の高い特定のサイトやドメインの名前を入れてもいいかもしれません。
例えば JavaScript の配列の filter についての API ドキュメント読みたいときは、私は先頭に mdn と入れて検索してます。

mdn array filter

メジャーなサイトであればこれだけでサイト内検索もどきができます。

検索言語

基本的な情報であれば日本語による検索で十分事足ります。
ですが技術の話となると最新の情報は英語が圧倒的に多いです。
特に Experimental(実験的)に導入されてる API などはその傾向が強いです。
そういう時は検索ワードを英語に置き換えることで情報量が増えます。

もちろん検索結果は英語になるので、苦手な方は近年 AI で飛躍的に進化している Google 翻訳を使いましょう。

英語を読めるようになるのも良きエンジニアへの近道なので英語力を磨くのも一つの手です。

検索オプション

Google では検索オプションが用意されています。
https://support.google.com/vault/answer/2474474?hl=ja

以下は便利なのでよく使います。

演算子 使い方 効果
- search -engine 検索から-をつけた語句を除外する
" " "search engine" 引用符で囲った語句の完全一致を検索する
site: site:youtube.com engine siteで指定したサイト・ドメインから検索する

実はQiitaでも検索オプションが用意されています。
https://help.qiita.com/ja/articles/qiita-search-options

以下は一部です。全部見たい方は上のヘルプへどうぞ。

項目 オプション
タイトルに「2018」を含んでいる title:2018
本文に「Qiita」を含んでいる body:Qiita
コードに「Ruby」を含んでいる code:Ruby
3件より多くストックされている stocks:>3
「Ruby」または「Rails」を含んでいる Ruby OR Rails

タブの有効活用

検索結果に対してトップページが一番見られることが多いです。
ただ、一番目に本当に欲しい情報がないことも多々あります。

なので私はよく検索結果の 1 ページめにて良さげなページを複数選んで別タブで開いてます。

違うなーって思ったらそのタブはすぐ閉じて次のタブ見てを繰り返してます。

検索エンジン

Google 選んどけば問題ないんじゃないでしょうか。
全検索結果のトップに広告表示してくる Bing は嫌だし……
あとは他にメジャーな検索エンジンって実はもうほとんどない?

終わりに

ゴミ記事論争は、趣旨外れた記事(Qiitaに作業日誌残すことなど)でなければ、エンジニアがアウトプットを習慣化していく過程で生まれるものなのでしょうがないと思ってます。

現実問題としてネット上の情報量は増えていくので検索する側も賢くならなくてはなりません。

検索しない日がない今、効率化ができればアウトプットにもより時間回せるはず。
もし「こんな方法もあるよ!」的なものがあればコメント欄にて共有いただけると嬉しいです。