(たぶん)最短でElasticsearch+Kibanaを構築し、サンプルログを取り込む方法


はじめに

Elasticsearchの最新版に搭載された機能の使用感を確かめたいけど、環境準備やサンプルログの取り込みが面倒だと思っていたら何とボタン1つでサンプルログが取り込めるようになっていました。

この感動を皆様にお届けしたいと思い、(たぶん)最短でElasticsearch+Kibanaを構築し、サンプルログを取り込む方法をまとめました。

手順

1. Dockerインストール

皆さんのPCにはすでに入ってますよね。。
ここは省略します。

2. Dockerイメージの取得

ElasticsearchとKibanaのDockerイメージを取得します。
ここではバージョンは7.5.0としています。

docker pull docker.elastic.co/elasticsearch/elasticsearch:7.5.0
docker pull docker.elastic.co/kibana/kibana:7.5.0

3. Docker Composeの作成

とりあえず動けば良いので、単純に以下のように作成しました。

docker-compose.yml
elasticsearch:
  image: docker.elastic.co/elasticsearch/elasticsearch:7.5.0
  ports:
    - "9200:9200"
    - "9300:9300"
  environment:
    - discovery.type=single-node
    - xpack.security.enabled=false
    - cluster.name=docker-cluster
    - bootstrap.memory_lock=true
    - "ES_JAVA_OPTS=-Xms512m -Xmx512m"

kibana:
  image: docker.elastic.co/kibana/kibana:7.5.0 
  ports:
    - "5601:5601"
  links:
    - elasticsearch

4. コンテナ作成と開始

docker-compose.yml と同じフォルダで以下のコマンドを実行してください。

docker-compose up

5. ブラウザでKibanaにアクセス

ブラウザで http://localhost:5601/ にアクセスします。

6. サンプルデータの追加

なんとトップページが「Add Datat to Kibana」になっていました。
ボタン1つで追加できるデータには以下3種類があります。

  • Sample eCommerce orders
  • Sample flight data
  • Sample web logs

追加したいデータの Add data を選択してください。
数秒で追加完了します。

これでサンプルログの取り込みまでが完了です。