KibanaでLiferay7.2のElasticSearchを連携してINDEX確認


はじめに

Liferayは7.2のバージョンをリリースしました。
中の検索エンジンはElasticSearchの最新の7.3ではなく、まだElasticSearchの6系です。

ElasticSearchのRestAPIを使って中身も確認できますが、
可視化のKibanaでLiferay7.2のElasticSearchを閲覧する手順をまとめてみました。

Liferayとは

パーソナライズを実現する次世代ポータルプラットフォームです。
Osgiのフレームワークで対応し、モジュール開発は柔軟にできます。

ElasticSearchのインストール

ダウンロードし、解凍する

プラグインをインストール

PowerShellを起動しbinフォルダーに移動
例:
cd C:\Projects\elasticsearch-6.8.2\bin

プラグインをインストール

.\elasticsearch-plugin install analysis-icu 
.\elasticsearch-plugin install analysis-kuromoji
.\elasticsearch-plugin install analysis-smartcn
.\elasticsearch-plugin install analysis-stempel 

設定ファイル変更

設定フォルダーに移動
cd C:\Projects\elasticsearch-6.8.2\config

elasticsearch.yml設定フィアル修正

#cluster.name: my-application
cluster.name: LiferayElasticsearchCluster

#ローカルではKibana連携で認証不要にするため、xpackを無効化
xpack.security.enabled: false

ElasticSearch起動

binフォルダーに移動

cd C:\Projects\elasticsearch-6.8.2\bin

起動

.\elasticsearch

localost:9200 でアクセス

Kibanaインストール

ダウンロードし、解凍

Kibana起動

binフォルダーに移動

例:
cd C:\Projects\kibana-6.8.2\bin

起動

.\kibana

localhost:5601 でアクセス

LiferayのElasticSearchをRemoteに変更

LiferayのデフォルトはElasticSearchはEmbeded版として利用しています。
別サーバ、別プロセスの場合はRemoteに変更する必要があります。

Liferayのシステム設定画面に遷移

コントロースパネル⇒システム設定⇒検索⇒ElasticSearch6

クラスタ名は、ElasticSearch側のクラスタ名と同じものにし、動作モードをREMOTEに変更。
また、トランスポートアドレスも設定

LiferayのINDEXの再構築

コントロールパネル⇒設定⇒検索

KibanaにてINDEX確認

liferayのindexを見えました

検索欄に条件を入れて結果にてドキュメントのデータを確認できます。

以上