Swift 3時代のUIColorとそれを扱う便利なライブラリを作りました
概要
- Xcode 8 / Swift 3 での
UIColor
の指定について
-
UIColor
を簡単に指定できるライブラリ (CSS3ColorsSwift) をつくりました
Swift バージョンによる UIColorの違い
UIColor
の指定についてUIColor
を簡単に指定できるライブラリ (CSS3ColorsSwift) をつくりましたSwift 3 以降 多くのクラスのメソッドやプロパティが変更になりました。
UIColor
の特定の色を指定するタイププロパティも変更され、名前に冗長さがなくなりました。
Swift 2
view.backgroundColor = UIColor.whiteColor()
Swift 3
view.backgroundColor = UIColor.white
// UIColorは省略可能
view.backgroundColor = .white
クラス名の省略は Swift 2 でも可能でしたが、宣言が class func
→ class var
になったことで()
も必要ないため、読みやすくなります。
自由に色を設定するための幾つかの方法
RGBa指定のよくやるやつ
extension UIColor {
convenience init(hex: UInt, alpha: CGFloat = 1.0) {
let red: CGFloat = CGFloat((rgb & 0xFF0000) >> 16) / 255.0
let green: CGFloat = CGFloat((rgb & 0x00FF00) >> 8) / 255.0
let blue: CGFloat = CGFloat(rgb & 0x0000FF) / 255.0
self.init(red: red, green: green, blue: blue, alpha: alpha)
}
}
UIColor(hex: 0x00ff00) // green
Color Literal
extension UIColor {
convenience init(hex: UInt, alpha: CGFloat = 1.0) {
let red: CGFloat = CGFloat((rgb & 0xFF0000) >> 16) / 255.0
let green: CGFloat = CGFloat((rgb & 0x00FF00) >> 8) / 255.0
let blue: CGFloat = CGFloat(rgb & 0x0000FF) / 255.0
self.init(red: red, green: green, blue: blue, alpha: alpha)
}
}
UIColor(hex: 0x00ff00) // green
Xcode 8ではColor Literalという仕組みで 色を見た目にわかりやすく設定できるようになりました。
Color Literalについては こちらのコラム で詳しく紹介されていて参考になります。
ライブラリを作りました
RGBaの指定ではパッと見た目にわかりづらい。Color Literalは微妙な違いがわからないし、設定方法が面倒。
そう思ってCSS3で定義されている X11 Colors を簡単に設定できるようにするライブラリを作りました。
UIColor
のextension
になっていて、131色定義しています。 (実際の色数より少ない理由は、下記の『注意点』で説明しています)
使い方
CocoaPods, Carthage でインストールできるのでREADMEを御覧ください。
view.backgroundColor = .lightGreen
注意点
UIColor
にデフォルトで定義されているものは二通りの対応をしています。
-
red
,blue
など名前もカラーコードも一致するものは、このライブラリに含めませんでした。 -
green
,orange
など名前は一致するが違うカラーコードの場合は、タイププロパティ名の後ろにCSS3
を付けています。
名前 | カラーコード |
---|---|
.green | #00FF00 ■ |
.greenCSS3 | #008000 ■ |
名前空間を利用すれば同じ名前を使うこともできましたが、UIColor.NameSpace.green
のように長く入力したくなかったのでこのようにしました。
Xcode Snippet
UIColor
の名前空間を侵すようなことをしたくないという人のために、色の名前でColor Literalが入力しやすくするXcodeのSnippetファイルを作っておきました。
こちらは、CSS3の色とUIColorで定義されている色も合わせて146色あります。
インストール方法
# bash, zsh
$ git clone https://github.com/WorldDownTown/CSS3ColorsSwift.git && cp CSS3ColorsSwift/XcodeSnippets/*.codesnippet ~/Library/Developer/Xcode/UserData/CodeSnippets/
# fish
$ git clone https://github.com/WorldDownTown/CSS3ColorsSwift.git; and cp CSS3ColorsSwift/XcodeSnippets/*.codesnippet ~/Library/Developer/Xcode/UserData/CodeSnippets/
さいごに
issue でも Pull Rquest でも構いません。コントリビュート待っています。
https://github.com/WorldDownTown/CSS3ColorsSwift
Author And Source
この問題について(Swift 3時代のUIColorとそれを扱う便利なライブラリを作りました), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://qiita.com/WorldDownTown/items/26c0ba39015f023523a8著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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