soracom-cli で API Sandbox を試そう
はじめに
SORACOM CLIがAPI Sandbox に対応したので、
以下を参考にCLIをインストールし、Sandbox環境を試してみましょう。
soracom-cli README_ja.md - GitHub
SORACOM API Sandbox 利用ガイド - 公式
環境
- macOS High Sierra (10.13.6)
目次
- SORACOM CLI のインストール
- SORACOMコンソールでの準備
- soracom-cli API Sandbox のセットアップ
- soracom-cli API Sandboxを動かす
- おまけ
SORACOM CLI のインストール
インストール
$ brew tap soracom/soracom-cli
$ brew install soracom-cli
$ brew install bash-completion
これだけです!簡単ですね!
引数補完
とても便利なので有効にしましょう。
初期状態ではホームディレクトリに.bashrc
ファイルが無いと思うので作成します。
以下のコマンドはファイルがあれば追記されます。
$ cat << EOT >> ~/.bashrc
eval "\$(soracom completion)"
EOT
次に.bash_profile
に以下を追加します。
if [ -f $(brew --prefix)/etc/bash_completion ]; then
. $(brew --prefix)/etc/bash_completion
fi
if [ -f ~/.bashrc ]; then
. ~/.bashrc
fi
SORACOMコンソールでの準備
前提条件
- 本番環境にアカウントがあること
注意点
公式ページにも記載がありますが注意点があります。
- Sandboxは、一部本番環境とは異なる動作をする場合がある
- Sandboxのデータは永続化されない。(SORACOM側が削除することがある)
- メンテナンスなどで使えなくなることがある
本番環境でSAMユーザーを作成する
ユーザーの作成
【ユーザーの作成】ボタンを押して、以下の情報を入力し作成しましょう。
項目 | 入力値 | 備考 |
---|---|---|
名前 | SORACOM_API_Sandbox_User | |
概要 | SORACOM API Sandbox利用ユーザー(ロール無,ログイン無,認証キー有) | 任意です |
認証キーの生成
権限設定、ログインパスワード設定は必要ありません。
作成したユーザーの認証キーのみ生成しましょう。
【認証キーを生成】ボタンを押します。
認証キーID
、認証キーシークレット
は後で使用するので、【クリップボードにコピー】ボタンを押してファイルなどへ退避しておきましょう。
以上でコンソール画面の作業は終了です。
soracom-cli API Sandbox のセットアップ
API Sandbox用のプロファイル作成
以下のコマンドを実行し対話形式でプロファイルを作成します。
$ soracom configure-sandbox
--- SORACOM CLI セットアップ (Sandbox) ---
/Users/{username}/.soracom ディレクトリがなければ作成し、そこにファイル 'sandbox.json' を作成します。
カバレッジタイプを選択してください。
1. Global
2. Japan
選択してください (1-2) > 2 → (任意)
本番環境の AuthKeyID と AuthKey のペアを入力してください。これらは本番環境のアカウントを持っているかどうかを確認するためだけに使われます。
authKeyId: xxxxx
authKey: xxxxx
Sandbox 環境に作成するオペレーターのメールアドレスとパスワードを入力してください。
email: [email protected] → ※1
password: → ※2
プロファイル sandbox はすでに存在しています。上書きしますか? (Y/n) → ※3
- 一度使ったメールアドレスは使えないので自分のメールアドレスなどを使ってユニークになるようにしましょう。
- パスワードポリシーを満たす必要があります。
- 既にsandbox.jsonがある場合に出力されます。
必要であれば、事前にリネームなどして退避しておきましょう。nを選択するとError: abortになります。
ここまででオペレーター作成まで行われます。
soracom-cli API Sandboxを動かす
API Sandboxを利用する場合は必ず--profile sandbox
を指定するようにしてください。
オペレーター情報を取得
$ soracom operator get --profile sandbox
{
"attributes": null,
"createDate": "2018-12-31T00:00:00.000",
"description": null,
"email": "[email protected]",
"operatorId": "OP00xxxxxx40",
"updateDate": "2018-12-31T00:00:00.000"
}
おまけ
引数補完あると捗りますね!
$ soracom
auth lagoon query
bills logs roles
completion lora-devices sandbox
configure lora-gateways shipping-addresses
configure-sandbox lora-network-sets sigfox-devices
coupons operator stats
credentials orders subscribers
data payer-information unconfigure
devices payment-history users
event-handlers payment-methods version
files payment-statements vpg
groups products
$ soracom
まとめ
Sandbox を利用することでお金をかけることなく色々な動作が安心して試せますね!
Author And Source
この問題について(soracom-cli で API Sandbox を試そう), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://qiita.com/daisukeArk/items/3947081fe70170e64a06著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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