フォルダの構造だけコピーしたいときに使うコマンド


フォルダの構造だけコピーしたいときに使うコマンド

毎月、毎週あるいは毎日ルーティーンで同じフォルダ構造を使いたいときに知ってると便利なコマンドを紹介します。

わかる人向けに簡潔に説明

作業ディレクトリでコマンドプロンプトに以下のコードを入力すればOKです。
フォルダ名だけ変えてください。

xcopy/t/e "コピー元フォルダ名" "新規作成フォルダ名"

プログラミングとかよくわからない人向け

本記事のオススメの対象者はプログラミングとか全く知らないけれどルーティーン業務の効率化をしたいという方です。

例えば次のようなフォルダを日付ごとに毎日作る場合

毎日10個もフォルダ作るのがめんどくさい、けれども昨日のフォルダには昨日のデータが入っている。
空っぽのフォルダが10個ほしい!

それでは10個の空っぽのフォルダが入っている20190911の日付のフォルダを作成しましょう。

まずは今作業しているフォルダの名前を右クリックしてアドレスの編集を選んでください。
画像の場合copy_testという名前のフォルダに毎日のデータが入っています。

すると次のような画面になります。

ディレクトリというパソコンの中の住所を示しています、意味がわからなくても問題ありません。

ここに出てきた文字をすべて消して cmd の3文字を入力してEnterを押してください。
するとコマンドプロンプトと呼ばれる真っ黒な画面が出てきます。

これでパソコンに命令してあげます。
20190910と同じ構造のファイルを20190911という名前で作成しましょう。

以下のコマンドを打ち込んでください。

xcopy/t/e "20190910" "20190911"

eとフォルダ名同士の間には半角スペースが入っています。
フォルダ名はダブルクオーテーションと呼ばれる「""」こいつで囲んであげましょう。(「Shift」と「2」同時押しで出るキーボードが大半だと思います。)

このように20190911付けのフォルダが作成されました。

コマンドプロンプト(真っ黒な画面)に exit と入力しコマンドプロンプトを終了させましょう。

exit

最後に

正直なところ毎日ルーティーンで使うなら最初からコピー用の空のフォルダを用意しておけば良いとも思いますが本記事の内容を頭の片隅に入れておけば他の人からもらったデータにも対応できるので役に立つ場面はあると思います。
そもそもそのための空のフォルダを作るのにも使える。
あとちょっとパソコン使えますってドヤ顔できます。

以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。