スキルチェックで使えるpython3のきほん D RANK ver.


はじめに

paizaをやっている人なら知っているスキルチェック!
初心者がいざやろうとすると、わからなくて嫌になっちゃうのではないでしょうか。
わからないところがあまりにも基本的すぎてネットにあまり載ってないんですよね
私も最初解けなくてしばらくやっていませんでした。
答えや問題は載せられませんが、解く際の参考になればいいなと思います。

使用言語

Python3

標準入力

入力された文字を受け取る方法です。

ひとつの値を受け取る

n = input()

nの部分は代入するためのものなので、なんでもいいです。
わかりやすく打ち込みやすいものにしてください!

複数の値を改行ありで受け取る

問題の入力が以下ようなものだった場合です。
2つ以上のこともあります。

2
3

コードは以下のようになります。

n = input()
s = input()

改行の場合はこのように入力を増やしていくことで、複数の値を受け取ることができます!
2つ以上の場合も同様に増やしていくことができます。

複数の値を改行なしで受け取る

問題の入力が以下のようなものだった場合です。数字が複数、半角で区切られて入力されます。
これ調べても全然出てこなくて最初のにつまずいた問題です。

2 3

コードは以下のようになります。


n = input().split()

例では値が2つしか入力されていませんが、もっと多くの値を受け取ることも可能です。
このように入力されるとリストの中に値が入ります。
そのため、値を取り出すときは、例を参考にすると、以下のようになります。


n_1 = n[0]   # 2 を取り出す
n_2 = n[1]   # 3 を取り出す

入力を変換

標準入力されたものは基本的に”文字”として扱われます。
よって数字も"文字"として扱われることになります。

入力された数字を"数字"に変換

入力した数字が”文字”として扱われてしまうと、計算などの処理ができなくなってしまいます。
その時に使用するのがint()です。これを使うと数字を”数字”として扱うことができます。
入力が

であるとして、コードは以下のようになります。

#文字として入力を受け取る
n = input() 

#数字に変換
n = int(n)

これでnを用いて計算などの処理を行えるようになります!

でもこれ入力された時点でやりたいなぁと思いませんか?
できます!コードは以下のようになります。

n = int(input())

このようにint()input()を囲むことで最初から数字として受け取ることができます!
便利ですね!

出力

pythonの基本の出力は以下のコードになります。


print("@@@@") # @@@@ と出力されます。

複数出力する際もこのコードを増やしていけばできますよね。
しかしこの場合、改行が必ず入ってしまいます。

改行なしで出力

改行を入れないで連続して出力したい場合、例えば、

11

としたい場合のコードは以下になります。

print(1 , end = "")
print(1)

例えが微妙なので便利さが不明かと思いますが、print()を複数使っても改行されないのはとても便利です!

改行なしで半角で区切って出力する

改行は入れたくないけれど、半角で区切りたいという場合

neko panda

と出力したい場合は以下のようなコードになります。

# "" の間に半角スペースを入れる
print("neko" , end = " ")
print("panda")

おわりに

paizaのスキルチェックはコードの考え方を勉強するにはとてもいい教材だと個人的には思うので、ぜひチャレンジしてみてください!
簡単なコードの組み合わせも考え方次第でいろんなことができるようになります!
ぜひ色々と試行錯誤してみてください!