プログラマが国立国会図書館(本館:永田町)利用:16の関門(FD読めない!)


国会図書館(本館:永田町)を利用する際に、いろいろな違和感がある。

FD(Flopppy Disk)を読むサービスがない。電子図書館の取り組みをしているはず。

WTO/TBT協定に基づき、産業標準化法でも継承しているように、官庁のシステムは国際規格を尊重することになっている。

国際規格 ISO 9293:1987
Information processing — Volume and file structure of flexible disk cartridges for information interchange
にもとづいたFDを読めないのはどういうことなんだろう。

プログラマを馬鹿にしていると言われても仕方がなくありませんか?
日本の技術が他国に負けてもいいというのが国会の方針なのだろうか。国会議員が日本の技術力を理解しなくてもいいということだろうか。

官庁のサービスだからということにとどまらない。視点を一つに絞らないと、違和感の原因がはっきりしない。プログラマに限定して、国会図書館を利用する際に、戸惑うことがないようにするのがこの資料の趣旨です。

特に、2018年からの新しいシステムは、改良という面と、改悪という面もあるかもしれない。

改良、改悪と書いた部分は、古いシステムでの確認ができないため、著者の記憶の範囲内での記述となる。

また、電子納本制度がまだ実証実験段階で、プログラマの方々のご意見、著作権を確保しながら国民の知る権利との均衡を図る方法の提案を促進することも付帯的に狙っています。

関門1 事前準備

ネットで所蔵を調べることができます。(2018/1/4まで休止していました。)
http://opac.ndl.go.jp
また、インタネットで全文を公開している電子書籍もあります。事前に調べておけば、国会図書館内でしかできない作業に集中できます。主に電子書籍には三種類あります。

インターネット検索

http://opac.ndl.go.jp
に接続すれば、次のような画面で、ログインしなくても蔵書の有無の確認ができる。ログインして検索するとその検索結果を保存しておき、直接国会図書館におとづれた時に再検索の手間が省けたり、複写の申し込みが容易になる。

タイトル

書籍・雑誌の標題である。雑誌に掲載の文の場合には、その文の題で登録されていない場合がある。雑誌の文の題で検索できる場合とできない場合がある。

関門1.1 同名タイトル

例えば、「未来」という題名の雑誌は複数ある。また書籍で「未来」という名前の書籍もある。未来という文字を含んだ記事も出てくる。

検索結果 92252件中 1-20 件を表示

この場合、出版者で特定するのが良い。
例えば、タイトル:未来、出版者:未来短歌会

それでも2件ある。雑誌は下の方だと分かる。
未来短歌会 未来1995年2月号は欠号。

課題1 欠号かどうかがわかりにくい。

雑誌等の欠号は、その雑誌の概要の時点で表示するのが利用者への大事なお知らせである。

課題1.1 見出しの欠号表示

国会図書館のシステムでは、雑誌の見出しの時点で欠号の表示が見当たらない

課題1.2 該当冊子の欠号表示

未来1995年2月号が欠号だとすると、画面表示は分かりにくい。

(調517)とあるだけ。516が1月号だから2月号が何か調査対象なのだろうという推測ができるのは、欠号があることを知らなければ無理かも。

著者・編者

書籍・雑誌の著者・編者である。
雑誌に掲載の文の場合には、その文の著者・編者が登録されていない場合がある。その文の著者・編者で検索できる場合とできない場合がある。

同姓同名

同姓同名の著者がいると、どれが本人の著作物かを特定することは難しい。専門分野、時代が違えばよい。同世代で、類似分野の著作物があると、題名だけでは、本人でもわからない。参考文献や中身を見て、あ、自分じゃないと思うことがある。

異字体

同一人物なのに、姓または名の文字が、旧字、異字体で、検索にかからないことがある。

筆名

栗本薫と中島梓が同一人物だと知っていれば、両方を検索すればよい。筆名と実名、複数の筆名など知っていないと困る。
アガサクリスティは、 メアリ・ウェストマコット名の作品が6つある。日本語ではアガサクリスティで出ている。英文でも出版社が
Agatha Christie and Mary Westmacottと両名をつける場合もある。ありとあらゆる可能性を確かめることが大事。

出版者 

出版物で、複数の出版者が共同でまたは分担して作成した場合、一部の出版者しか登録されていない場合がある。

上記書籍は、編集は日外アソシエーツ、販売は紀伊國屋書店であるが後者の情報はない。

出版年

長期に渡って発行されている雑誌などは出版年で検索すると特定しやすい。特に、納本はされているがその後になんらかの理由で欠号になっているものがある。事前に欠号の可能性を確認しておくとよい。

インターネット公開資料

354432文献あります。

提携図書館で閲覧できる文献

図書館向けデジタル化資料送信サービス860館
http://dl.ndl.go.jp/ja/soshin_librarylist.html
一箇所しかない県もある。その地方のプログラマの力で、閲覧箇所を増やしてください。
閲覧可能端末の管理がうまくできない場合には、協力者になると良いかも。

国会図書館でしか閲覧できない文献 国立国会図書館限定

国会図書館でも、国会図書館が設置した端末でないと閲覧できない文献
http://dl.ndl.go.jp/search/searchResult?categoryTypeNo=1&categoryGroupCode=C&categoryCode=00&filters=8%3A2&viewRestrictedList=0%7C2%7C3

利用者登録してあると、複写依頼ができます。

関門2 利用者登録

「満18歳以上の方ならどなたでも登録することができます。」
http://www.ndl.go.jp/jp/information/guide.html
「登録利用者でない方も東京本館、関西館に入館できますが、ご利用いただけるのは開架資料及び館内の利用者端末のみですのでご注意ください。」
逆に、18歳未満であると、日本に有益な活動をしている個人であっても、子供図書館以外は書庫の図下記の方法以外では利用できない。
「満18歳未満の方へ」
http://www.ndl.go.jp/jp/service/tokyo/under18.html

関門2-1 本人確認書類

運転免許証、個人番号カード(マイナンバーカード)、住民票の写し(3カ月以内に発行されたもの)で、氏名、現住所、生年月日の記載があればよい。
旅券(passport)、健康保険証、学生証であっても「現住所」の記載がないものは認められない。
「有効期限内のもので、かつ氏名、現住所、生年月日が記載されているものに限ります。」
http://www.ndl.go.jp/jp/information/guide.html#identification

関門2-2 利用者登録証

入場扉、備え付けコンピュータの利用、閉架式文献の受け取り、複写の申し込み・受け取りなどで利用します。朝9時から申請を受け付けます。開館の9時半には出来上がる可能性があります。利用者登録証をお持ちでない場合には、朝9時に来ると時間の無駄がないかもしれない。
利用者登録証は現在、プリペイドカードでもクレジットカード機能もない。プリペイドカード等になっていれば、複写費用の支払いにも用いることができる。次の更新の際には、ぜひ検討いただけると幸いです。

関門2-3 利用者登録証番号

利用者登録証の番号が、オンライン検索をする場合の識別子(ID)です。合言葉(pass word)を設定すると、オンラインで閉架式図書の申し込みや、閲覧可能状態かどうかの確認ができます。

##関門2-4 合言葉(pass word) 20180302追記
2017年までは英語の大文字だけの指定でした。2018年の新システムから合言葉(pass word)は英語の大文字、小文字を識別するようになりました。2018年になってから、うまく入れない場合には、このシステムの設定の変更を確認してください。

合言葉を忘れた場合の再発行

国会図書館内では、入り口傍の窓口で、合言葉の再発行を受け付けている。オンラインでは、ログイン画面の右下を押すと登録済みのメールアドレスに再発行の手続きが送られる。

メールアドレスがすでに失効していたり、メールアドレスのパスワードも忘れていると、泥沼のような状態になるかもしれない。

利用者情報の変更

住所、電話番号、メールアドレスの変更ができる。合言葉(pass word)は、現在の合言葉がわかっている場合だけ変更できる。

関門3 入場前後

関門3-1 便所(toilet)

午前9時前に到着しても、利用できる便所はありません。午前9時になると、新館の入場扉より外側の便所が利用できます。本館は午前9時半に入場してから利用できます。

関門3-2 コインロッカー

持ち込み禁止の荷物は、コインロッカーに預ける。大きさは大型、小型の2種類がある。小型のキャリーバックは入る。どちらも100円返却式である。100円を持参していない人向けに、専用コインのロッカーがある。専用コインは、係員の方に声をかけて、コインを入れてもらう。100円式は戻ってくるので、手軽に何度も出し入れしやすい。100円玉を持って国会図書館に行こう。
http://www.ndl.go.jp/jp/service/tokyo/notes.html#10

関門3-3 入場扉

利用者証を扉の所定の位置に触れると開く。しかし、鉄道の改札のような速度ではない。最近、扉が更新されたが、まだ速度が遅い。ここでイラっとしたら負け。官庁のシステムは、国民及び住民のうちのプログラマが、発注者、受注者、利用者の3つの立場で、仕様を決めるのに参与していないとダメなことが分かる。

関門4 パソコンの持ち込み

土曜などでは、館内に用意されているコンピュータがほとんど埋まることがあり、無線機能のついたパソコンを持参するのが便利である。主に、本館2階第一閲覧室、新館2階閲覧室で利用する。
持ち込みの荷物は、ある一定以上の大きさのものは、透明の袋に入れて持ち込むことになっている。しかし、パソコンはぶつかったりして破損するといけないので、保護袋に入れて持ち込みたい。そのため、退出時に、透明でない袋に入っているパソコンなどは、扉のところで係員の方に中を見てもらい出ることになる。
しばしば、中を確認してもらったのに、別の係員の人が確認しているところを見てなかったために呼び止められることがある。何か、もっと効率的な方法を編み出すとよいかも。

関門4-1 パソコンの電源

館内のいくつかの部屋には、パソコン用電源を用意している。登録IDで、検索した結果などをWeb上に記録しておく機能はあるが、自前のパソコンであれば、その場で保存したり、自前のサイトで参考文献一覧などを作成しておくことが可能である。

関門4-2 Wi-Fi

館内でいくつかの部屋では、無料WiFiが利用できる。主に、本館2階第一閲覧室、新館2階閲覧室で利用できる。しかし、最初の登録が、メールを受け取れないとできない場合があり、手続きに1時間くらいかかったことがある。最近、SNSのIDでも登録できるようになったため、スマフォなどを持って入れば、より容易に接続を開始できる可能性がある。科学技術・経済情報室(本館2階)、人文総合情報室(本館2階)ではWi-Fiは入らない(2017年12月1日現在)

関門4-3 イヤホンの持ち込み利用原則禁止

http://www.ndl.go.jp/jp/service/use.html
障碍等でイヤホン等の利用が必要な場合は、受付でご相談ください。
音楽・映像資料室にはヘッドホンを常備しています。

#関門5 開架式の図書の配列
開架式の図書を探す場合に、分類順に並んでいるものと、資料番号順に並んでいるものがある。どの資料がどの棚にあるか、初めのうちは迷うことがある。全部の棚を一度は見て歩くとよい。
開架式の図書があるのは、主に次の三箇所。辞書類が開架式であるため、辞書類を手元に置きながら、検索をすることができる。

  • 科学技術・経済情報室(本館2階)
  • 人文総合情報室(本館2階)
  • 議会官庁資料室(新館3階)

館外貸出は原則として行なっていない。
http://www.ndl.go.jp/jp/service/tokyo/notes.html#05

関門6 閉架式

雑誌、書籍の多くは、閉架式の書庫から出してもらう。手続きは、館内に用意されているコンピュータか、持参のパソコンから接続して手続きする。開架式と閉架式の両方にある資料がある。
国会図書館のWebからあらかじめ、本を検索して置いて、すぐに申し込むことができる。ただし、新しいシステムは2018年1月5に開始とのことなので、開始したら詳細を書きます。
http://www.ndl.go.jp/jp/2018renewal/01.html

関門6-1 館内貸出の上限

同時に書籍は3冊、雑誌は10冊と上限が決まっている。
「図書の受付件数は、申し込んでいるものも含めて3点までです。」
「雑誌の受付件数は、申し込んでいるものも含めて10点までです。」
ただし、雑誌の場合には、複数の号をとして一つの冊子としている場合があり、その場合は、号数の合計ではなく、冊子数の合計です。

関門6-2 図書と雑誌とそれ以外

ネットで検索して、書庫から文献の利用を依頼したときに、大まかに分けて、図書と雑誌の区別がある。しかし、払い出しの窓口は、図書、雑誌以外に、別室など10箇所くらいあり、よく注意していないと、図書カウンター、雑誌カウンターの係員の手間を取らせてしまう。自分も二度手間になる。しかし、図書、雑誌以外の場所から出る確率は低いため、たまに別の窓口から出るものであることに気がつかないことがある。2箇所以外から出る場合は、画面の文字を太字で大きくしたり、色を変えたりの工夫が必要だろう。

  • 図書カウンター(本館2階)
  • 雑誌カウンター(新館2階)
  • 図書別室(本館3階:専用階段利用)
  • 音楽・映像資料室(新館1階)
  • 古典籍資料室(本館3階)
  • 地図室(本館4階)
  • 憲政資料室(本館4階)
  • 議会官庁資料室(新館3階:開架・閉架)
  • 科学技術・経済情報室(本館2階:開架式のみ)
  • 人文総合情報室(本館2階:開架式のみ)
    http://www.ndl.go.jp/jp/service/tokyo/readinginfo.html

関門7 電子版しかない資料

古い雑誌、書籍で電子版しかない資料がある。ネットに公開されていて、自分のパソコンで閲覧できるものもある。逆に、雑誌で電子資料がある表示になっているが、調べたい年のものが冊子か電子化は個々に当たるしかない。何年からは電子という表示をいたるところにして欲しいと思うことがある。連携図書館で閲覧できるものは、その連携図書館の利用の規定に応じて、閲覧することになる。閲覧時間、複写の可能性の有無など、連携図書館によって違うかもしれない。

関門7-1 国会図書館でしか閲覧できない電子資料

古い文献などで、電子資料しかないもののうち、国会図書館の中でしか閲覧できない資料がある。それらは、自分のパソコンでは閲覧できず、館内のコンピュータで閲覧するしかな
い。

関門8 関西館にしかない資料、子供図書館(上野)にしかない資料

博士論文など、関西館にしか所蔵していない資料がある。関西館にはまだ行ったことがない。本館に、関西館に関する相談窓口がある。
子供図書館にしかない資料は、上野まで足を伸ばせばよい。うまく時間を調整すれば、二つの図書館を利用することは可能だ。

関門9 マイクロフィルム等しかない資料

電子化が進んでいないマイクロフィルムしかない資料は、指定の場所で指定の機器で閲覧することになる。国会図書館で初めてマイクロフィルムを扱ったが、機器の操作になれるのに数十分かかった。

関門10 欠号、納本されていない文献

国立国会図書館法では、日本国内で発行された書籍、一定の基準を満たす冊子は、国会図書館に納本する権利と義務がある。しかし、いくつかの団体、個人で、国会図書館に納本していない場合がある。また、雑誌によっては、盗難などによる欠号がある。また、雑誌類で、出版体制が整わないうちに廃刊になったものは、全く納本されていないか、一部しか納本されていないものがある。現在も活動している団体・個人には、強制執行はできないかもしれないが、在庫があれば善意の納本を呼びかけることは可能である。確認済みの欠号は

  • 未来短歌会 未来1995年2月号
  • NHK短歌 2013年8月号

関門11 資料の複写

閲覧した資料は有料で複写の依頼ができる。複写できる範囲は、資料の半分以下である。

関門11-1 複写の指定の紙の印刷

複写を依頼するには、複写を依頼する紙をまず印刷する。複写依頼をコンピュータから対象資料名を指定し、次に印刷機のところに利用者証を置くと印刷が始まる。時々、印刷機のところに利用者証を置きっ放しにしてしまうことがある。

関門11-2 複写の指定の仕方

複写対象資料名は印刷されているため、複写の範囲を記入し、紙のしおりを開始位置と終了位置に挟み込む。

関門11-3 複写費用

小さい資料は見開きで1枚として複写できる場合がある。その可否は、窓口に持ち込んで、手続きをする際に、説明がある。A4税抜き24円。
http://www.ndl.go.jp/jp/service/tokyo/data_copyfee.html

関門11-4 複写依頼中に次の複写は依頼できないらしい

1冊の複写を依頼して、次の資料を見て、複写の依頼をしようとしても、1つ複写を依頼していると、その複写が終了してからしか次の複写が依頼できないらしい。まとめて複写を依頼しないと、無駄時間が生じるかもしれない。

関門12 CDなどの電子資料

CD, DVD等の電子資料は、電子資料の閲覧室で、閲覧することができるが、電子的に複写することはできない。電子資料を含む資料は、電子資料は利用しなくても、電子資料室でしか閲覧できない。電子資料室で何と何を利用するか、効率的に行動しないと行ったり来たりの時間が無駄になる。

##関門12-1 FDの付属資料は閲覧できない
FDの読み取り装置が用意されておらず、FDに登録されている電子資料は閲覧できない。FDドライブを持ち込んでの閲覧を希望したが、窓口では判断できないとのこと。早く、FD内の電子情報を閲覧できるように、関係者と協議してほしい。方法は以下

  • 3.5インチFDについては、720KB, 1.2MB, 1.44MBを読み取れるFDドライブで閲覧できるように提供する
  • 5.25インチ、8インチFD、場合によっては3.5インチの情報をCDに複写して提供する
  • 館内閲覧可能な電子情報として提供する

具体的な閲覧希望媒体はCジャーナル(ビレッジセンター)。

関門13 ATM

本館3階 喫茶室前にある。ただし、現在、りそな。
http://www.ndl.go.jp/jp/service/tokyo/flow/images/flow7_04.jpg
http://www.ndl.go.jp/jp/service/tokyo/flow/flow7.html

関門14 地下鉄有楽町線永田町 国会議事堂方面改札より出口

国立国会図書館の一番最寄りの駅は有楽町線永田町駅。出て、交差点の信号を渡ると国会図書館。しかし、利用者用の出入り口は、一区画半歩かないといけない。屋根がないので雨の日は悲しい。地下鉄の方が後からできたので仕方がない。次の建物の改装の際には、利用者出入り口を、地下鉄出入り口付近に作って欲しい。

関門14-1 本館入ったところが2階

東京は坂が多い。建物の途中に坂があると、どこが1階かは、正面玄関のつける位置に寄ることがある。国会図書館は、本館の入り口から入ると、そこが2階です。エレベータの乗り降りの際には、気をつけてください。

関門15 飲食

食事ができる場所が3箇所ある。それ以外の場所では飲食禁止。また、食堂・喫茶には文献の持ち込み禁止。

関門15-1 飲み水

飲み水を供給している装置が複数箇所にある。ペットボトルに入った飲料はキャップのついたものを持ち込むことはできる。ただし、ビニール袋にいれて持ち運びし、席でもビニール袋にいれて置いておく必要がある。本館6階の売店で、飲料水、食べ物、文房具などが購入できる。

関門16 納本制度 納本の持参

日本国内で発行した冊子を納本する場合には、冊子を2冊持参すると良い。立ち入り禁止の場所に、納本受付がある。入場扉から入る際に、受付で「納本する」旨伝えた上で持参すると良い。手続きは簡単。日本国内で発行した書籍で、納本について簡単に記載すれば受け付けてもらえる。
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/deposit/deposit.html

地方自治体の図書館のように、その自治体の住民が発行した書籍の受け取りを、理由を明示せずに拒否するようなことはない。ただし、収集の範囲は、国会図書館側で判断しているのは同様であり、収集を拒否された場合は、理由の開示請求をすると良い。

関門16-1 電子納本

電子納本の制度は、現在まだ未熟。著者の権利と国民の知る権利との間の均衡を図る方法をより詳細に模索するしかない。
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/deposit/dbdemo.html

p.s.
この資料は順次追記します。不明な点はお問い合わせください。

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