アナログ・デバイセズ EV-COG-AD4050LZ でLチカしよう Mbed編


アナログ・デバイセズ社EV-COG-AD4050LZでmbedを使ってみましょう。

EV-COG-AD4050LZに搭載しているADuCM4050は、Cortex-M4を搭載したアナログ・デバイセズ社の超低消費電力マイコンです。
商品についての詳細は、こちらがいいかと
https://www.macnica.co.jp/business/semiconductor/articles/analog_devices/129241/

それでは使ってみましょう。
Mbedサイトの 「Open Mbed Compiler」をクリックしましょう。
*Mbedの登録はしてください。
https://os.mbed.com/platforms/EV-COG-AD4050LZ/

新しいプログラムの作成画面で、プラットフォームがEV-COG-AD4050LZになっているのを確認しOKを押します。

すると、Mbedのファイルがインポートされますので、コンパイルを押しましょう。

待ちます。

しばらく待つと、ファイルがダウンロードされます。

これをEV-COG-AD4050LZにドラッグアンドドロップします。
EV-COG-AD4050LZは、DAPLINKと見えていると思います。

書き込んだ状態です。

書き込みが終わると、ドラッグアンドドロップしたファイルが消えているはずです。
消えていない場合は、問題が起きています。

最後に、EV-COG-AD4050LZのリセットボタンを押しましょう。
これでLEDが点滅すると思います。
**Mbedは書き込み後、リセットボタンを押さないといけません。

今回のソースコードはLチカですから単純で、LED1を点灯、消灯を繰り返しているだけです。

例えばLED1とLED2を点滅させたい場合は
以下のように、DigitalOut led2(LED2);
を設定します。

/* mbed Microcontroller Library
 * Copyright (c) 2018 ARM Limited
 * SPDX-License-Identifier: Apache-2.0
 */

#include "mbed.h"

DigitalOut led1(LED1);
DigitalOut led2(LED2);

#define SLEEP_TIME                  500 // (msec)

// main() runs in its own thread in the OS
int main()
{
    while (true) {
        // Blink LED and wait 0.5 seconds
        led1 = !led1;
        led2 = !led2;
        wait_ms(SLEEP_TIME);
    }
}

標準では余計なプログラムが動ているので削除しました。

アナログ・デバイセズ EV-COG-AD4050LZ でADT7420を使ってみよう Mbed編に続きます。
https://qiita.com/usashirou/items/613b44da24709d4bf8bb