mbedのSeeeduino ArchとGroveのLEDを使ってLチカする


Seeeduino Archと一緒に購入したGrove Blue LEDを使ってLチカしてみます。Grove Starter Kit for ArduinoGrovePi+ Starter Kit for Raspberry Piと違い、Wikiにmbedのサンプルコードがないのでちょっと困りました。

Grove Blue LED

GROVE - 青 LED (5mm)をスイッチサイエンスから購入しました。4ピンケーブルは付属してました。別途購入してしまいましたが。

ピンアウト図

Arch V1.1のピンアウト図を見るとGroveのポートは3つあります。

マイコンボードによってピン番号が異なり、Arduinoのdigital port 2やRaspberry PiのD4といった表記になっていません。Seeeduino Archの場合は以下のピン番号を使うとLチカするようです。

  • UARTポート: P1_14
  • I2Cポート: P0_04

mbed Compiler

オンラインのmbed Compiler前回コンパイルしたmbed_blinkyプロジェクトと同様にBlinky LED Hello Worldテンプレートを使います。ピン番号をLED1からP1_14に変更しただけです。

main.cpp

main.cpp
#include "mbed.h"

DigitalOut myled(P1_14);

int main() {
    while(1) {
        myled = 1;
        wait(0.2);
        myled = 0;
        wait(0.2);
    }
}

ファームウェアの書き込み

OSXにUSBケーブルで接続して、Seeeduino Archのリセットボタンを押します。D0が青色に点灯し、OSXのデスクトップにCRP DISABLDボリュームがマウントされたことを確認します。

mbed Compilerからコンパイルを実行するとバイナリファイルがダウンロードできます。ddコマンドを使ってSeeeduino Archに書き込みます。

$ dd if=~/Downloads/grove_led_LPC11U24.bin of=/Volumes/CRP\ DISABLD/firmware.bin conv=notrunc
20+1 records in
20+1 records out
10308 bytes transferred in 0.000077 secs (133854135 bytes/sec)

Seeeduino Archのリセットボタンを押すと「ディスクの不正な取り出し」の警告がでますがLチカが始まります。