macOSでプログラミングフォント SourceHanCodeJP を使う環境を整える


SourceHanCodeJPとは日本語に完全に対応したプログラミングフォントです。
公開されてからまだ2年ちょっとなのですが、ずっと愛用しています。

どんな特徴のフォントなのかは、以下の記事が詳しいので参照してください。
https://ics.media/entry/7010

最近開発環境がMacに移ったので、導入手順をまとめておきたいと思います。
環境を構築するメモは今後、新しいMacに乗り換えた時の復元に役に立つでしょう。

ちなみに、WindowsLinuxでももちろん使えるフォントなのですが、指定する時のフォント名がMacとは異なるので注意。
WindowsとLinuxはこちらhttps://qiita.com/MrDairi/items/bcae2fc210326eda0ca3を参考に。

macOSに導入する

では早速、OSに導入しましょう。OSに入っていない事にはエディタで使えませんからね。

ちなみにダウンロードサイズは75.8MBとなっています。

インストールは以下のコマンドで。

curl -L https://github.com/adobe-fonts/source-han-code-jp/archive/2.011R.tar.gz | tar zx
mv source-han-code-jp-2.011R/OTC/SourceHanCodeJP.ttc ~/library/fonts
rm -r source-han-code-jp-2.011R

うまくインストールされていないときは、以下を実行してから再起動すると良いそうです。

sudo atsutil databases -remove

フォントのスタイル

説明では、自分が使用している、Regularを指定していますが、この部分に指定できるのは以下の通りです。

通常 イタリック
ExtraLight ExtraLightIt
LightIt Light
Normal NormalIt
Regular RegularIt
Medium MediumIt
Bold BoldIt
Heavy HeavyIt

Regularの部分は他に好みのfont-weightがあればその名前に適宜変更してください。

terminalに適用する

macOSデフォルトのterminalの場合です。

まずはメニューの環境設定を開く。

そして使用しているプロファイルを選択して、フォントの変更を。
このとき、テキストをアンチエイリアス処理にチェックを入れておきましょう。

そして、追加されている源ノ角ゴシック Code JPを選択して、好みのフォントサイズにします。

Atomに適用する

config.csonを開いて、以下を追加。

  editor:
    fontFamily: "SourceHanCodeJP-Regular"

もしくは、Shift++Psettings view editorと打ち込んで、Font FamilyにSourceHanCodeJP-Regularと入力します。

Visual Studio Codeに適用する

+,User Settingsを開き、以下を追加します。

"editor.fontFamily": "SourceHanCodeJP-Regular, Menlo, Monaco, 'Courier New', monospace"

SourceHanCodeJPが適さないものたち

SourceTree

やたら行間が開くので、diffが見辛い。