Grafana 4.0 (Beta) の Alerting 機能を使ってみる


概要

Grafana 4.0 から実装された Alerting を試してみる

現在(2016/11/11) Alerting 対応の DataSource は以下のみらしい
- Graphite
- Prometheus
- InfluxDB
- OpenTSDB

Graphite でやってみる

環境

  • Grafana Server

    • CentOS Linux release 7.2.1511 (Core)
    • grafana-4.0.0-1478693311beta1
  • DataSource

    • graphite-web-0.9.15-1
    • carbon-0.9.15-1
    • whisper-0.9.15-1
  • Metrics Collector

    • telegraf-1.0.1

Grafana インストール

ダウンロードはこちらから

既に grafana インストール済みの環境があるので

# rpm -Uvh grafana-4.0.0-1478693311beta1.x86_64.rpm

grafana 側で以下の設定を有効化しておく(メール通知する場合は、SMTP 設定もやっとく)

[alerting]
execute_alerts = true

通知先設定

メニューより Alerting → notifications 選択

New Notification で通知設定

メール通知設定

Save して通知先設定完了

Alerting 設定

グラフ Edit 画面に Alert Tab が追加されたので

Create Alert して Alert 設定

閾値はグラフ横の health ボタン上下で設定できる

Notifications より先ほど作成した通知先を設定

Alert 通知

閾値を低めに設定してしばらくするとアラートメール受信した

グラフ上にもアラート履歴が annotation として表示される

アラート履歴