捉えきれなかった例外を勝手にググってくれるUndine をリリースしました



Fabian Grohs

開発中のコードを試しに実行してみたところ、思いがけない例外が出てしまった。
そういう時はどうするだろうか。
出てきたエラーメッセージを読み、何が原因なのかを探るのではないでしょうか。
自分もgoogleなどで検索して、例外に関するドキュメントを探したりします。

その手間を助けるために、コード内で捉えられなかった例外が出た場合に自動でブラウザを起動してエラーメッセージをキーワードとして検索してくれるgemを作りました。

使い方

インストール

下記のようにgemコマンドでインストールできます。

gem install undine

bundlerをお使いの方はGemfileに下記の一行を追加し、bundle install を実行するとインストールできます。

gem 'undine', group: :development

使い方

お使いのRubyスクリプトのはじめの方に以下のコードを追加します。

require 'undine'
Undine.load

これだけで、どこにも捕捉されなかった例外が出たときに、例外メッセージを検索するgoogle のページがブラウザで開かれます。

既存のスクリプトに手を入れたくない場合は、undine/autoload を実行時に指定してください。

ruby -r'undine/autoload' your_script.rb

bundlerを利用している場合は、Gemfile中のgemメソッドにrequireオプションを追加してください。

gem `undine`, require: 'undine/autoload', group: :development

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