Storyboardのローカライズファイルを自動更新する設定を追加して管理を完璧にする


Storyboardのローカライズ方法としてBaseファイルを作りlocalizable.stringsで各言語のローカライズを管理する方法を紹介しました。

ただし、初回は自動でstringsファイルを生成してくれるのですが、そのままではUIの変更時に追随してくれません。

ではどうするかというと、自動で更新してくれるscriptファイルが存在するため、それをRun Scriptsで灯籠しておけば自動で更新することが可能です。

更新スクリプトは以下になります。

このファイルをプロジェクトのどこかに配置しましょう。
今回はプロジェクト配下にscriptsというディレクトリを作りそこに入れます。

mkdir scripts
 curl https://gist.github.com/ole/5007019/raw/ffea5ca7b341ec2ed0f61dc863541d39422aaa23/update_storyboard_strings.sh  scripts/update_storyboard_strings.sh
chmod 755 scripts/update_storyboard_strings.sh

その後メニューから
Editor→Add Build Phase→Add Run Script Build Phase
を選択し、スクリプト実行の設定を追加します。

そこに先ほど設置したスクリプトのパスを記載します。

今回は
text
${PROJECT_DIR}/scripts/update_storyboard_strings.sh

といった設定になるかと思います。

追加後の挙動は以下の通りです。

追加前

UILabelを追加

ビルド実行

無事に追加したObjectが追加されています!

ここまで設定しておくと大分ローカライズが簡単に管理できるようになったはずです!