【連載01】207.Firewalldを一時的にストップする


当記事はケーススタディの連載となっています。目次は【こちら】です。
最新のソースコードは【GitHub】で公開中です。
サーバの責務はこちらで確認ください。

1.Firewalldストップ概要

サーバ設定中はFirewalldを一旦ストップする。
(※最終的には必要な通信のみ許可する。)

2.playbookファイルの相関

3.playbook(site.yml)

${ANSIBLE_HOME}/site.yml
メインとなるplaybook(site.yml)参照

4.Firewalldストップのplaybook(/operations/0041_firewalld.yml)

${ANSIBLE_HOME}/operations/0041_firewalld.yml

# ===================
# 全てのサーバのFirewalldをストップする。(firewalldstop.yml)
# playbookの処理中は一旦全て止めて最後に起動する
# ===================
- hosts: adminserv01
  sudo: no
  remote_user: root
  tasks:
    - name: ファイアーウォールをストップする
      service: name=firewalld enabled=true state=stopped
      ignore_errors: True

serviveモジュール

デーモンの起動をする。
Ansibleデフォルトでは全てのサーバでエラーが発生した場合に処理が中断する為、通常はエラーがあっても無視をする場合に使う。
CentOS7でのservicectl
CentOS5、6でのinit.d
と同様
state 状態
enabled true
false
自動起動する
自動起動しない
state started
restart
restarted
reloaded
起動状態
再起動
再起動
再読み込み

次回は「208.必要なディレクトリを作成しオーナーとパーミッションを設定する」について。

連載の目次は【こちら】です。