ChromeOS (not developer mode) からSecure Shell Appを使ってGoogle Cloud Platform (GCP) にssh


はじめに

Chromebookから、ラズパイとかGCPにsshする環境を試行錯誤した結果、最終的にSecure Shell Appを「ウィンドウとして開く」で開いて使うのが、一番快適なことがわかった。ショートカットとかクリップボード使うのに都合が良い。

Secure Shell App - Chrome ウェブストア

「ウィンドウとして開く」のがみそ。右クリックして選択しておく。

C-v, C-p, C-n, C-spaceとかのショートカットをLinuxライク、Emacsライクに使える。ストレスレス。

ちなみに、Crosh Windowからsshする方法はなぜかうまくいかなかった。
Termux入れて使う方法はクリップボードが微妙やった。

GCPの設定

下記サイトを参考に設定。
Chromebook Secure Shell 公開鍵認証でCentOSにSSH接続する - designetwork

ホストの秘密鍵もクライアントにコピーして使うっていう聞いたことない危険そうなやりかたやけど、Chromebookのdeveloper modeにならなくてもsshできるようになる。以下、自己責任で。

まず、ブラウザからGCPのVMインスタンスにsshする。
次に、GCPのVMインスタンス上でssh-keygenして、できたid_rsa.pubauthorized_keysに追加する。自分の公開鍵を追加するってなんなんやろって思うけど。

ssh-keygen
cd .ssh
cat id_rsa.pub >> authorized_keys 

パスフレーズは入力したほうがいいと思うけど、入力せずにEnter, Enterすると、パスフレーズ入力せずにsshできるようになる。
次に、id_rsa.pubid_rsaをクライアント側にダウンロードする。
GCPのsshのコンソールの右上の設定ボタンからダウンロードできるので、それを使う。

パスの指定は絶対パスじゃないとだめやった。
~も使えなかった。
こんな感じでダウンロード

ChromeOSでの設定

さっきのファイルをローカルのダウンロードフォルダにsshってフォルダ作って入れといた。

最後にSecure Shell Appを立ち上げる。user名、外部IPに加えて、ID:ってとこのインポート…ってところを押して、id_rsaid_rsa.pubの両方を選んで設定する。
これで、sshできるようになる。

おわりに

秘密鍵をクライアントに持ってくるのが気持ち悪いけど、快適な環境でGCP使えるようになった。
ラズパイもGCPも同じアプリから接続できるからいい感じ。