USキーボードのMacからWindows10にリモートデスクトップしてUSキーボードとして使う


環境

Mac側:
- macOS Mojave 10.14.6
- Parallels Client 17.1.0
- Karabiner-Elements 12.9.0

Windows側:
- Windows 10 Pro 1909
- YAMY 0.0.3

前提

  • USキーボードじゃないと仕事できない
  • 左右のコマンドキーを英数・かなキーとしてIMEをOFF/ONできないと仕事できない

課題

  • USキーボードのMacBook ProからWindows10にリモートデスクトップ接続すると,キーボードがJISとして認識される.
    • リモートデスクトップ環境でもUSキーボードとして使いたい
    • 逆の事象 (JISキーボードがUSとして認識される) の記事はたくさん見つかるんですが,こっちの場合の対応についての記事が見つからない
  • MacではKarabiner-Elementsを使用して左右のコマンドキーを単体で押したときに,英数・かなキーとしてIMEのOFF/ONをしている
    • リモートデスクトップ環境でもコマンドキーでIMEをOFF/ONしたい

解決手段

上記2点をKarabiner-Elementsだけで解決したかったが,できなかったのでWindows側でYAMYを導入して対応した.

Mac側の設定

Karabiner-Elementsを使用してコマンドキーを単体で押したときに英数・かなキーとして認識させる

Windows側の設定

YAMYで「日本語109キーボード (104風) 」を選択.
ただし,英数・かなキーは109のままとするよう設定ファイル (104on109.mayu) の以下4行をコメントアウト.

#def subst    *ひらがな     = *Space
#def subst    *E0ひらがな   = *Space
#def subst    *英数       = S-*英数
#def subst    *E0英数     = S-*英数

結果

これでリモートデスクトップ接続したWindowsでもUSキーボードとして使用できます.
コマンドキーでIMEの切り替えもできて満足.
Karabiner-Elementsだけでできるよ,という指摘がいただけるのなら大変ありがたいです.