OS X に VS Code をインストールする


MacBook Pro (MacOS Catalina) に VS Code (Visual Studio Code) をインストールした作業メモ。正月休みのインストール大会。

OS
MacOS Catalina バージョン 10.15.2
Hardware
MacBook Pro (Retina, 15-inch, Mid 2015)

1. ダウンロード・ファイルの検証

1-1. Visual Studio Code (zip アーカイブ)のダウンロード

ダウンロード: Download Visual Studio Code から Mac 用を。
ダウンロードしたファイル (Version 1.41)


$ cd ~/Downloads
$ ls -l VSCode-darwin-stable.zip
-rw-r--r--@ 1 takagi  staff  87218255  1  3 13:23 VSCode-darwin-stable.zip

1-2. ダウンロードしたファイルをチェックサムで検証する

チェックサムは Download Visual Studio Code の最下部の文字列 "See SHA-256 Hashes" をクリックすると現れる。Mac のものは最下行にある。これをクリップボードにコピーしておく。
クリップボードにコピーしたチェックサムでダウンロードしたファイルを検証する。

チェックサムで検証する
$ pwd
/Users/takagi/Downloads
$ ls VSCode-darwin-stable.zip 
VSCode-darwin-stable.zip
$ echo "`pbpaste`  `ls VSCode*`" | shasum -a 256 -c -
VSCode-darwin-stable.zip: OK

チェックサムとファイル名の間はスペースが二個なのに注意!スペースが一個だと、以下のように怒られる。

スペースが一個だとチェックサム行だと認めてくれない
$ echo "`pbpaste` `ls VSCode*`" | shasum -a 256 -c -
shasum: standard input: no properly formatted SHA1 checksum lines found

スペースが三個以上だと以下のようにファイルを開けない・読めない、と怒られる。この仕様はなんとかならんか。

スペースが三個以上だとファイルを開けない・読めない
$ echo "`pbpaste`   `ls VSCode*`" | shasum -a 256 -c -
shasum:  VSCode-darwin-stable.zip: 
 VSCode-darwin-stable.zip: FAILED open or read
shasum: WARNING: 1 listed file could not be read

2. インストール

2-1. アーカイブを解凍する

「ダウンロード」アイコンをクリックして、VSCode-darwin-stable.zip をダブルクリックすれば、アーカイブユーティリティーが解凍してくれるが、あえて、コマンドラインでの解凍も以下に載せておく。

unzipでアーカイブを解凍する
$ cd ~/Downloads
$ unzip VSCode-darwin-stable.zip 
$ ls -d Visual\ Studio\ Code.app/
Visual Studio Code.app/

2-2. アプリケーションに登録する

  1. 「ダウンロード」フォルダに解凍された、"Visual Studio Code.app" を Finder を使って「アプリケーション」フォルダにドラッグする。
  2. Launchpad に Visual Studio Code アイコンができる。

2-3. 「このソフトウェアはアップデートが必要です」対策

[セキュリティとプライバシー] に Visual Studio Code の実行を止められたが、以下の手順で何とか。

  1. Launchpad を開き、Visual Studio Code を開く。 私の MacBookPro の場合は、ここでこんな警告ダイアログが出て開けなかった。
  2. [システム環境設定]→[セキュリティとプライバシー]を開き、[一般]タブを開くと、 「"Visual Studio Code.app"は開発元を確認できないため、使用がブロックされました。」と表示されている。
  3. 「変更するにはカギをクリックします」をクリックし、パスワードを入力してカギをアンロックした状態で、[このまま開く]をクリックする。最初の警告ダイアログと同じような以下のダイアログが開くが、今度は増えている[開く]ボタンをクリックする。
  4. Visual Studio Code が開く。

2-4. コマンドラインからも起動できるようにする

この項は、Visual Studio Code on macOSLaunching from the command line# をそのまま。

  1. [View] → [Command Palette...] もしくは ⇧⌘P もしくは F1 で Command Palette を開く。
  2. Shell Command: Install 'code' command in PATH を選ぶ。
  3. 新しいターミナルを開く。コマンドラインから code で起動できる。

Shell Command: Install 'code' command in PATH という名前からして、$PATH に追加されるのかと思ったが、/usr/local/bin に code のシンボリックリンクができるようだ。

codeはどこに?
$ which code
/usr/local/bin/code
$ ls -l /usr/local/bin/code
lrwxr-xr-x  1 takagi  admin  68  1  4 22:42 /usr/local/bin/code -> /Applications/Visual Studio Code.app/Contents/Resources/app/bin/code

3. 表示言語を日本語に

この項は、Display Language (Visual Studio) の手順に沿っただけ。

  1. [View] → [Command Palette...] もしくは ⇧⌘P もしくは F1 で Command Palette を開く。
  2. "display" とタイプして、Configure Display Language をフィルタし、これを選ぶ。
  3. Install additional languages... を選ぶ。
  4. 画面左の EXTENSIONS: MARKETPLACE にインストールできる言語パックがリスト表示される。
  5. 検索用のフィールドに "@category:"language packs" と表示されている後ろに "japanese" と追加入力し、Japanese Language Pack for Visual Studio Code をフィルタし、[install] をクリックする。
  6. インストールはすぐ終わり、右下に「日本語表示するにはVS Codeを再起動(てきとー翻訳)」と表示される。[Restart Now] をクリックする。
  7. VS Code が再起動され、表示が日本語になる。

Appendix 参照したリンク