pgadmin 4 で Fatal Error : The pgAdmin 4 server could not be contacted.とエラー表示された際の対処(Windows Server 2019)


TL;DR

pgAdmin 4 v5.2を利用してみてください。

内容

以下エラーが表示されてpgAdminコンソールが起動できない件についての対処となります。

Fatal Error
The pgAdmin 4 server could not be contacted.

なお環境は以下となります。pgAdminはpostgreSQLのインストール時に同梱インストールされたものになります。

Windows Server 2019 Datacenter 64bit
postgreSQL 10.16
pgAdmin 4 v4.29

試してダメだったパターン

①ことあるごとにOS再起動をする(以下パターンのたび)

②管理者として実行する(Administratorユーザ操作だけど敢えて)

③configファイル新規追加
path:[PostgreSQLインストールディレクトリ]\pgAdmin 4\venv\Lib\site-packages\backports
file:__init__.py
内容:(空ファイル)

④ディレクトリを削除
path:C:\Users\[ログインユーザ名]\AppData\Roaming\pgAdmin

※ggった感じだと、上記で動いた/動く時があったという内容もありましたが、私の環境では一切動きませんでした。

たどり着いた正解

インストールされているpgAdminをいったんアンインストールし、最新バージョンのpgAdminをインストールすることで改善しましたので、その内容を記載します。

手順1.pgAdminのアンインストール

postgreSQLの同梱でインストールされたpgAdminはプログラム一覧に表示されないので、postgreSQLのアンインストーラを利用してアンインストールします。

アンインストーラを起動します。
path:C:\Program Files\PostgreSQL\10
file:uninstall-postgresql.exe

Individual componentsを選択し、Nextをクリックします。
(Entire Applicationを選択するとpostgreSQLも消えるので注意)

pgAdmin 4 を選択し、Nextをクリックします。

uninstallが完了しました。

手順2.一時ファイルディレクトリの削除

アンインストールをしても以下ディレクトリは残存しているので、念のため抹消しておきます。

path:C:\Users\[ログインユーザ名]\AppData\Roaming\pgAdmin

C:\Users\[ログインユーザ名]\AppDataは隠しディレクトリなので、表示するようにしてから削除ください。

手順3.pgAdmin 4 v5.2 のインストール

内容が長くなっていましたので、以下記事に分割しました。

おわりに

pgAdmin 4 は相当に評価が悪いですね。ただ悪評記事は2018年度あたりが多いので、最近のバージョンは改善されているのかもしれません。今後に期待ですね。

参考