Pandas で作ったSeries データにメソッドを使ってみる no.3


こんにちは、まゆみです。

今回の記事では、Pandas のSeries に加工したデータに対してmethod (メソッド)をどのようにして使うのか?という疑問にお答えします。

よく使いそうなmethod を例に取りながら解説していきますね。

こちらの記事はPandasライブラリーについて書いた第3回目の記事ですので、

Pandas のSeries ってなんだ?っていう人や

Method (メソッド) とAttribute (アトリビュート)ってどう違うのか?

って感じる人は第1回・第2回目の記事を参考にしてみてください。

PandasのSeriesについて
method とattribute の説明

上記の記事になります。

Method (メソッド) とは?

Method (メソッド) とは、計算などによってオブジェクトの中身を変えたり、手を加えたりすることができるものです。

よく使いそうなmethod

例えば、気温のデータに対しては

最高気温 max()

最低気温 min()

平均気温 mean()

などを用いることが多いでしょう

max() , min() はピンとくると思いますが、mean() は平均を表すことがピンとこない人も多いと思います。(averageが平均っていうのは分かりやすいけど)

正確には、mean と average は意味が違うようですが。。。

とにかくpandas ライブラリ―で使うmean() メソッドは

全要素を足して要素数で割った値を返してくれますので、そのような意味で使いたい人はmean() を使ってください。(そもそもPandas ライブラリーには average() メソッドはありません。)

ではさっそく、使い方を見ていきましょう

Method()を実際に使う

①Pandas ライブラリーをインポートする

②1週間分の気温のデータをリストに入れPandas のSeries データにして、temp という変数に代入(データは私が勝手につくりました<(_ _)>)

③最高気温を取り出す

④最低気温を取り出す

⑤平均気温を計算する

辞書型データで作ったSeries データにmethod()を使ってみる

上記の気温のデータに関しては、『0 12 , 1 15』と数字のインデックスを付けるのではなく、

"sun" :12,
"mon" :15,

と辞書型データにして、

key を曜日
value をその曜日の気温

にした方が良いかも知れませんね。

リスト型データでも辞書型データからもSeries を作ることはできるので、辞書型データで同じことをやってみました

まとめ

今回の記事はこれくらいで終わりにしますね。

Pandasライブラリーを使ってSeries にしたデータに

(Seriesのデータ).method()

としてコードを書けば、色んな種類のmethodを使うことができます

今回解説したmethod は3つだけですが、数えきれないくらいのmethodがPandas ライブラリーにはありますので、是非色々と試してみてください。

Pandas ライブラリーのドキュメントはこちらからどうぞ

※下にスクロールしていくと Method と書いた項目があります。
そこから下がPandas ライブラリーで使えるmethod になります