Webpack を使って Quasar 入門


はじめに

今回は Quasar CLIVue CLI を利用せずに Quasar を利用する方法について紹介します.

なお、Vue.js の導入までは 前回の記事 とまったく同じなため、そちらを参照してください.

Quasar の導入

まずは npm を利用して quasar をインストールします.

powershell
npm i -D quasar

次に Quasar UMD / StandaloneInstallation の所で利用したいものを選択し, 出力されている htmllink タグをコピーして, index.html にペーストします.

なお, 今回はデフォルト設定のまま利用しています.

index.html
<!DOCTYPE html>
<html>
    <head>
        <meta charset="utf-8">
        <!-- ↓↓↓ ここから追加 ↓↓↓ -->
        <link href="https://fonts.googleapis.com/css?family=Roboto:100,300,400,500,700,900|Material+Icons" rel="stylesheet" type="text/css">
        <link href="https://cdn.jsdelivr.net/npm/quasar/dist/quasar.min.css" rel="stylesheet" type="text/css">
        <!-- ↑↑↑ ここまで追加 ↑↑↑ -->
        <title>Vue app</title>
    </head>
    <body>
        <div id="app"></div>
        <script src="bundle.js"></script>
    </body>
</html>

最後に index.jsQuasar を読み込めば利用する準備は完了です.

index.js
import Vue from 'vue'
import App from './components/App'
// ↓↓↓ ここから追加 ↓↓↓
import Quasar from 'quasar/dist/quasar.umd'
//↑↑↑ ここまで追加 ↑↑↑

new Vue({
  el: '#app',
  components: { App },
  template: '<app/>'
})

実際に App.vueQuasarVue Components を利用してみます.

App.vue
<template lang="html">
  <div>
    <p>Hello, world!!</p>
    <!-- ↓↓↓ ここから追加 ↓↓↓ -->
    <q-btn color="primary" label="Push!!"></q-btn>
    <!-- ↑↑↑ ここまで追加 ↑↑↑ -->
  </div>
</template>

npm start を実行すると, 以下のようにボタンが表示されると思います.

おわりに

このように Quasar CLIVue CLI を利用せずとも簡単に Quasar を導入できます.