WSL・Ubuntuでシンボリックリンクを貼ったら便利だった話


WSL環境下で、Ubuntuを利用し、環境構築をした時の話。
バージョン管理はGithub Desktopでしていたのですが、

GithubDesktop → Win上に存在
Ubuntu → Linux上に存在

で、2つの世界が違うため、しばしばファイルやフォルダがうまく参照できないことがある。

今回も、GithubDesktop上で、git cloneしてきたものの、それがUbuntuから参照できなかった。

▼devフォルダの中にcloneしたつもりでも…

▼Ubuntu側のdevフォルダには何も入っていない

そこで、シンボリックリンクを張り、win上のフォルダ名で、Ubuntuからも目的のファイルにたどり着きやすくしました。

シンボリックリンクとは

ファイル名の「本名」が「ハードリンク」というのに対して、ファイル名の「別名」を「シンボリックリンク」というそうです。

「別名」といっても、わかりにくいものではなく、普段私たちが目にしている「ファイル名」「フォルダ名」がこの「別名」にあたるそうです。

▼詳しくはこチラ
「ls -l」コマンドの表示からファイルの属性を理解しよう

ある特定のフォルダ(ディレクトリ)にリンクを張る(行きやすくする)には、以下のようにコマンドを入力します。

ln -s ディレクトリ名 リンク名

例えば今回はwin上にあるこちらのディレクトリに、ubuntuにてsome_app_nameという名前を入力したら簡単にアクセスできるようにしたかったので、、、

ln -s /mnt/c/dev/some_app_name some_app_name

と入力。これで、ubuntu上で、cd some_app_nameと入力したら、win上の/mnt/c/dev/some_app_name some_app_nameフォルダに行けるようになりました^^

参考リンク

【 ln 】コマンド――ファイルのハードリンクとシンボリックリンクを作る