【OpenRPAの集中管理サーバー】「OpenFlow」をセットアップしてみる
Qiitaの記事で、「OpenRPA」というオープンソースのソフトウェアがあることを知りました。
公式を見ると、「OpenFlow」というソフトウェアを導入することにより、集中管理も対応しているとのことでした。
日本語の情報は全く見つからなかったので、セットアップだけでもまとめてみよう!ということでの記事です。
OpenFlowとは
OpenFlowは、OpenRPAの集中管理を行うためのソフトウェアです。
UiPathでいうところのOrchestrator、WinActorでいうところのWinDirectorのようなものですね。
(正直いうとインストールしただけで全然触ってないので、何ができるか把握してない)
今後、OpenRPA絡みの記事増やしていけたらいいなと思っています。
ちなみに、ネットワーク絡みで同名の技術がありますが、関係ありません。
まずはOpenRPAのセットアップ
【まるでUiPathのオープンソース版!?】OpenRPAをセットアップしてみる
この記事に従ってインストールしてみましょう。
最新のバージョンだと微妙に画面が違いましたが、特に困ることなく進めるかと思います。
スタンドアロン(オフライン)で使いたい場合
初回起動時に、demo1.openrpa.dk への登録画面が開きます。
最初にOpenRPAを触ったとき、「え?これインターネットに接続してないと使えないの??」と思ったのですが、よーく調べてみるとオフラインでも使えました。
OpenRPAの初期インストール状態では、デモ環境(demo1.openrpa.dk)に接続するようになっています。
スタンドアロン(オフライン)で使う場合は、以下のファイルを編集してください。
{
"wsurl": "", // wsurlを空白にするとスタンドアロンモード
// 以下略
}
【注意】OpenRPAがsettings.jsonを勝手に書き換えるので、settings.jsonを修正するときは、OpenRPAを終了させてから修正してください。
OpenFlowのセットアップ
GitHubに上がってるReadmeを参考にやっていきます。
Dockerを使うQuick startと、自分でビルドするDeveloper setupがありますが、今回はDockerを使ったQuick startでやります。
前提
DockerとDocker Composeを使える状態にしておいてください。
私はDocker for Windowsでやっています。
Docker触ったことないよ!という方は、以下の記事などが参考になるかと思います。
インストール
docker-compose.ymlが以下にあるのでダウンロードしてきます。
https://github.com/open-rpa/openflow/blob/master/docker-compose.yml
あとはコマンドプロンプトから
docker-compose up -d
で。
OpenRPAの設定
前述したsettings.jsonを編集します。
{
"wsurl": "ws://localhost.openrpa.dk",
// 以下略
}
localhost.openrpa.dk
はDNSに登録されていて、127.0.0.1
が返ってきます。
また、プロトコル部分はws://
にしてください。(デフォルトだとwss://
になっているかと思います。)
wss://
は、https(ポート443)なのですが、公開されているdocker-composeだと443が開いていないので、ws://
(ポート80)で始めるように修正してください。
私はこれで1時間くらいハマってました・・・。
OpenRPA起動!
こんな登録画面が出てくると思います。
ここで、email
とpassword
を入力してSIGNIN
を押すと、自動的にadmin権限を持つユーザーとして作成され、OpenRPAが起動します。
ステータスバーに、接続先とユーザー名が出ますね。
これで、自分で立ち上げたOpenFlowに接続された状態になりました。
おわりに
はい。セットアップしただけで終了です。
ドキュメント類が全くなかったので、ここまでやるだけでもそこそこ時間がかかりました。
今後、OpenFlowで何ができるのか調べてみたいと思います。
Author And Source
この問題について(【OpenRPAの集中管理サーバー】「OpenFlow」をセットアップしてみる), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://qiita.com/yoshiyuki-iwata/items/0ea7d787441a661d2624著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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