エディタでプレゼン資料を作りたい
advent calendar25日目です。
今日はクリスマスですね。クリスマスといえばクリスマスプレゼント。
なのでプレゼン資料についての記事です。
これは
「PowerPoint,Keynote以下、markdown2pdf(系)以上の効果を持つプレゼンテーション資料」を作りたいときに有用なツールと環境の紹介(自分が使い始めるのでそのログ)
追記:Dockerの方の詳細とテンプレートを作りました。
BeamerのDocker(-Compose)環境を作りました - Qiita
TL;DR
$LaTex$(ロゴうまく出ない)でプレゼン資料を作成しよう、ネックになる環境構築もDocker使ったりOverleaf使うと楽だよ
前提条件
- 環境(本筋とは関係ないけれど一応)
- Docker version 19.03.2, build 6a30dfc
- 書かないこと
- 入門のような記法の列挙
- チュートリアルやハンズオン形式での説明
参考文献
- Beamer(Wikipedia)
-
Beamer読本 - ─ 講演用スライド作成のために ─
- 基本はここ
-
Beamer
- 説明付きでありがたい
- Overleaf(公式)
-
beamer + pdfpc で最強プレゼンテーション
- 動画もいけるらしい
- [ Markdownでスライド作成 ] 5種類くらいツールを試してみた結果
- TeXのコマンドが実行できるDockerイメージを作成する
モチベーション
- エディタでプレゼン資料を作りたい
- スライド内に
:w
という謎の文字列が生まれてしまう - パワポ内で
<Ctrl>-h
をしてしまうとイライラする
- スライド内に
- スライド中に数式の量が増えてきた
- パワポにも数式の機能あるけどなかなかにつらい
- 口頭内容をサポートする程度の視覚効果があればいい
- パワポやKeynoteでは過剰だけどMarkdownでは足りない
これらは、LaTeXでプレゼンを作れば全部解決する!
でも
環境構築大変なんでしょう?
今回はそれを解決していきます!
LaTeXが書けないといけないんでしょう?
それはそう
本編
そもそも何だ
Beamer
Beamer(ビーマー)は LATEX に基づき、プレゼンテーションを作成するためのクラスである。名称の Beamer はビデオプロジェクターを意味するドイツ語に由来している。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Beamer
Overleaf
LaTeX, 進化
簡単に使えるオンラインの共同LaTeXエディター
https://ja.overleaf.com/
とのことなので、つまりは
- Beamer
- LaTeXでプレゼン資料を作る機能(クラス)
- Overleaf
- オンライン(ブラウザ)でLatexを利用(編集、コンパイル、管理)できるサービス
Hello World的なもの
Overleafに登録
はじめは無料のままで問題ない
テンプレートを選択
左上の[New Project] > [Presentation] > 良さげなテンプレートを選ぶ > [Open as Template]
今回は2ページ目の「Modelo Projeto」を選んでみる
試しにいじってみる
3.出ない
日本語に対応させる
下記の2行をエディタの3行目に貼り付ける
(選択したテンプレートによって異なる場合があるので適宜修正してください)
\usepackage{zxjatype}
\usepackage[ipa]{zxjafont}
PDFをダウンロード
[Recompile]と右の[Download PDF]
できた!でも
- エディタでプレゼン資料を作りたい
んじゃなかったの..??
Beamer + Docker
(使い慣れたエディタを使える)Overleaf以外の環境での作成も紹介
Dockerイメージ
既存のimageがあるが、自分はこちらのDockerfileを利用
FROM ubuntu:18.04
LABEL maintainer YOSHIMI Masato <myoshimi@DOMAIN_NAME>
ENV DEBIAN_FRONTEND noninteractive
RUN set -xe && \
apt-get -y update && \
apt-get install -y \
make \
texlive-lang-cjk \
xdvik-ja \
texlive-fonts-recommended \
texlive-fonts-extra && \
apt autoremove -y && \
apt-get clean
RUN mkdir /texsrc
WORKDIR /texsrc
VOLUME /texsrc
CMD ["/bin/bash"]
ビルド
docker build -t texlive-docker .
.
はDockerfileがあるディレクトリになるようにする
ファイル準備
texファイル、本当に最小限
\documentclass{beamer}
\begin{document}
\begin{frame}{Hello Beamer}
こんにちは Beamer
\end{frame}
\end{document}
バッチファイル
コンテナの中で実行させるファイル
rm *.aux *.bbl *.blg *.idx *.ilg *.ind *.toc
platex main.tex
platex main.tex
dvipdfmx main
コンパイル
準備した2ファイルがあるディレクトリで
docker run --rm -v ${PWD}:/texsrc texlive-docker bash /texsrc/makePDF.sh
やっぱり諸々の準備が入らないOverleafの方が楽でいいかも
おわり
実際に作るときはページ上部の参考文献や\usetheme
とかたくさん調べてみてください
アドベントカレンダー完走お疲れです
Author And Source
この問題について(エディタでプレゼン資料を作りたい), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://qiita.com/sh05_sh05/items/3d7ea00c97971de15851著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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