はじめてのウェブサイト運用備忘録 第二弾


ターミナルからファイルを操作できるようにしたい!

前回は、サーバーにファイルを上げられたら、みたいなことを言っていました。ですが、その前にターミナルからサーバーに接続してファイルを編集できるようにしたほうが絶対楽じゃん、と思い立って設定をはじめました。

sshを有効にしよう

ターミナルからサーバー接続する際にはsshが必須になります。
sshとは、サーバーに接続して遠隔操作するための仕組みなのですが、ロリポップサーバーではこのようにしてsshを有効にすることができます。

公開鍵、秘密鍵でパスワード入力を楽にしよう!

正直、サーバーに接続するたびにパスワード入力を求められるのは面倒です。
というわけで、公開鍵、秘密鍵を使ってサーバーへの接続を楽にしてみました。
やり方はこの方の記事を参考にさせていただきました。

参考URL1 : https://qiita.com/nnahito/items/dbe6fbfe347cd66ae7e6

正直ここに書かれていることの半分くらいわからなかったので、調べたら別の記事でまとめていこうかと思います。

と、思ったらつまづきました……

ここに書いてあるとおりにやればいいんだ! と思ったそこのあなた。
もし、ロリポップサーバーを使っているなら、このままやると確実に最初の一行でつまづきます。
なぜなら、ロリポップサーバーにはポート番号が指定されているからです。
じゃあどうやってポート番号を指定すればいいんだ!
という方のためにポート番号を指定したバージョンでの書き方をご紹介します。

ポート番号とは……

僕もふんわりとしか分かっていなかったので、一度調べてみました。

参考URL2 : https://wa3.i-3-i.info/word171.html

この方のサイトは、きっとITに業界初心者の方にはかなりわかりやすい書き方をしてくださっているのでおすすめです。
もう少し込み入った説明がほしいときは、詳しく調べる必要がありますが、とりあえず何を言っているのか理解したいときなどには非常に助かります。

では、ポート番号が何か大体分かったところで、どうやってターミナル上でポート番号を指定するのかを書いていきます。

サーバー接続する際には

参考URL1のやり方その1のところには

$ ssh [ログインユーザID]@[サーバアドレス]

と書かれていますが、

$ ssh [ログインユーザID]@[サーバアドレス] -p [ポート番号]

と書いてください。
この際、 p が小文字であることに注意してください。
そうすれば、サーバーに接続することができるはずです。
ポート番号自体はロリポップサーバーの先程参考に上げた画像の「ポート接続」の部分で確認してください。

サーバーから秘密鍵を転送してくる際には

参考URL1のやり方その4のところで、scpコマンドでサーバーから秘密鍵を落としてくる部分があります。
そこでもポート番号は必要になります。

$ scp [ログインユーザID]@[サーバアドレス]:~/.ssh/id_rsa ~/.ssh/

と書かれていますが、

$ scp -P [ポート番号] [ログインユーザID]@[サーバアドレス]:~/.ssh/id_rsa ~/.ssh/

と書いてください。
この際、 P が大文字であることに注意してください。
先程は小文字でしたが、ここで小文字にしてしまうとコマンドが通りません。
また、先程の p を大文字にしてもコマンドが通りませんので注意してください。

最後に

参考URL1でサーバーに再度接続する際にも、

$ ssh –i ~/.ssh/[鍵の名前] [ログインユーザID]@[サーバアドレス]

と書かれていますが、

$ ssh –i ~/.ssh/[鍵の名前] [ログインユーザID]@[サーバアドレス] -p [ポート番号]

としてください。
ここでの p は小文字です。
このようにすれば、ポート番号が指定されているときでも、鍵の設定を行うことができます。