AD2 / ESP8266 > 3V3を測定してみた > 電圧ドロップ発見


動作確認
ESP-WROOM-02 (以下ESP8266)
Analog Discovery 2 (以下AD2)

AD2でESP-WROOM-02の3V3を測ってみた。
予定では3V近くの電圧が一定で出続けるのみのはずだったが。。。

接続

接続は以下の通り

  • Scope ch1. Positive <-> ESP8266の3V3
  • Scope ch1. Negative <-> ESP8266のGND

結果

電圧のドロップが発生している。

今使用しているCR-123Aの電圧がだいたい2.8Vなのだが、時々2.6Vまで200mV近く落ちている。

処理としてはインターバル動作で何かをしているのではないので、普通の状態で落ちているようだ。
入れているソフトは Message Station.

使用電池は TrustFire という検索したらあまりよくなさそうな情報が出る電池ではあるが関係あるのかどうか。

三端子レギュレータでもドロップ

三端子レギュレータで単3乾電池3本(1.5V x 3)から3.3Vを出力した電源で確認してみた。
同様に電圧が落ちている (3.272V から 3.192V に時々落ちている)。

オシロを入手したことによりこういうことが分かるようになって良い。
しかし電圧が落ちるのは気になる。

I2Cのキャラクタディスプレイを外しても同様にドロップが発生する。

  • ドロップの時間: 1.08 msec
  • Period: 102msec 程度

無負荷(ESP8266未接続)で三端子レギュレータの3.3Vを見ると電圧ドロップはない。

ESP8266が100msecごとに何かしていて、それにより電流が一気に流れて電圧が落ちているのだろうか?

ガラスエポキシ基板でも同じ

ESP8266用に複数枚の実装をしたので、別の基板で試した。

上の結果は5代目(紙フェノール)。
http://qiita.com/7of9/items/b8426623d6349e119fea

2代目(ガラスエポキシ)でも試したが、同じように 100msec Periodの電圧ドロップが発生している。

AD2の使い方が間違っているのだろうか。

なぜか発生しなくなった

触っているうちに現象が発生しなくなるという残念な結果となった。