JoyStickのキャリブレーションデータを残す


概要

ジョイスティックコントローラを使用してロボットの操作をしていた際、PCの電源を入り切りするたびにキャリブレーションをした結果がリセットされ、続けて使うことができず、毎回、キャリブレーションをし直していた。

PC上にキャリブレーション結果を残し、再起動時にそれを読み込むように設定を行う。

実行環境

  • OS: Ubuntu 18.04
  • コントローラ: PG-9083S

手順

キャリブレーションを実施

# jstest-gtkをインストールする
$ sudo apt install jstest-gtk
# アプリケーションを起動する
$ jstest-gtk

起動したアプリケーションからキャリブレーションを実施するジョイスティックを選択してPropertiesボタンを押す

Calibrationボタンを押す

Start Calibrationボタンを押す

下記画面が表示されている間にすべてのスティック、ボタンを最大最小範囲まで操作する。
※ここで操作してないボタンがあるとキャリブレーション結果が悪くなります

キャリブレーション結果を保存

# キャリブレーション結果をファイルに保存する
$ jscal -p /dev/input/js0 > ~/joystick.cal

起動時にキャリブレーション結果を有効化

ジョイスティックコントローラを接続してから以下のコマンドを実行する

$ source ~/joystick.cal