nerves_pack(vintage_net含む)を使ってNervesのネットワーク設定をした〜SSHのポート番号変更〜


先日「nerves_pack(vintage_net含む)を使ってNervesのネットワーク設定をした〜SSHログインまで〜」を公開したので調子にのってnerves_packの特徴にもあるSSHのログインポート番号を変更してみました。

環境

ハードウェアとネットワークはこのような構成です。
今回もホスト名flamboise03を置き換えることにします。
nerves_packのインストールと設定は「nerves_pack(vintage_net含む)を使ってNervesのネットワーク設定をした〜SSHログインまで〜」をみてください。

ハードウェア

  • Mac OSX
  • NervesをRaspberryPi 3で稼働

ネットワーク

  • Mac OSX

    • 有線LAN→メンテナンス用、固定IPアドレス(192.168.5.100/24)
  • RaspberryPi 3(flamboise03)

    • 有線LAN(eth0)→メンテナンス用、固定IPアドレス(192.168.5.57/24)
    • 無線LAN(wlan0)→インターネット接続用、DHCP(192.168.46/24から自動割当)

SSHポート番号変更

config/target.exsに設定を追記します。
今回は公式ドキュメントどおりポート番号を2222に変更してみます。

config/target.exs
config :nerves_pack, ssh_port: 2222

コンパイル&アップロード

config/target.exsに設定を追記したらコンパイルしてファームウェアをアップロードします。

fish
~> mix firmware
~> ./upload.sh 192.168.5.57

確認

まずポート番号を指定せずにSSHして失敗するかどうか確認します。

fish
~> ssh 192.168.5.57
ssh: connect to host 192.168.5.57 port 22: Connection refused

無事に失敗したので次にポート番号を指定してSSHしてみます。

fish
~> ssh -p 2222 192.168.5.57
Interactive Elixir (1.9.1) - press Ctrl+C to exit (type h() ENTER for help)
Toolshed imported. Run h(Toolshed) for more info
RingLogger is collecting log messages from Elixir and Linux. To see the
messages, either attach the current IEx session to the logger:

  RingLogger.attach

or print the next messages in the log:

  RingLogger.next

iex(1)>

うまくログインすることができました!

まとめ

SSHでログインする場合のポート番号を変更することができました。
sshd.confを設定するような感じでサクッと変更できるのは嬉しいですね

参考URL