(OCI Tokyo Region) YAMAHAルータ(RTX1200)を利用してLTE網経由でOCIとVPN接続してみた


■テスト概要

ロケーション的に有線環境の用意ができない場所や利用用途としてパフォーマンスより利用開始までにかかる時間を
短縮したい場合(例: 工事現場)、あるいは災害時のバックアップ回線としてモバイル環境(LTE)を経由して
クラウドに接続したいというニーズがあると思い、接続検証を行ってみました。

■環境の説明

■接続構成

■LTE関連設定抜粋

以下はRTX1200のUSBポートをWANポートとして利用するための設定と
LTE網に接続するためのプロバイダ設定を抜粋したものです。
その他の設定(ルーティングやフィルタリング等)は有線回線を利用する場合と同様になるため省略します。

RTX1200設定抜粋
pp select 1
 pp bind usb1
 pp auth accept pap chap
 pp auth myname [ID] [Password]
 ppp lcp mru off 1792
 ppp lcp accm on
 ppp lcp pfc on
 ppp lcp acfc on
 ppp ipcp ipaddress on
 ppp ipcp msext on
 ppp ipv6cp use off
 ip pp address [Public IP]/32
 ip pp secure filter out 200013 200020 200021 200022 200023 200024 200025 200026 200027 200099 dynamic 200080 200081 200082 200083 200084 200085 200098 200099
 ip pp nat descriptor 1
 mobile auto connect on
 mobile disconnect time 60
 mobile access-point name [cid]
 mobile access limit length off
 mobile access limit time off
 pp enable 1

■参考

LTE経由でOCIと接続した際のパフォーマンスがどの程度かを知りたいと思い
SoftEtherというフリーソフトを利用してOn-PremisesとOCI(Tokyo Region, Toronto Region)間をVPN接続、
ソフトに付属されている測定ツールにてスループットを測定してみました。
(SoftEther VPN Webサイト)
https://www.softether.jp/2-research/11-sevpn

【テスト構成】

【テスト結果】

■最後に

本検証結果はあくまで個人で検証した結果であり、参考情報として掲示させていただいているものです。
パフォーマンスや動作を保証するものではないことを予めご理解、ご了承ください。