社内勉強会を継続させるために取り組んできたこと
私が所属している企業は従業員数約50人で営業部以外は全員お客先に常駐して技術支援を行っています。中途入社した当初(2012/6)は社内勉強会は行われておらず、社員数が徐々に増えてくるにつれて以下に挙げるような問題がありました。
問題点
- 社員の顔と名前が一致しない
- 社員のレベル感と保有技術がわからない
- 技術的なナレッジが蓄積されない
- 新しい技術に触れていても共有する場がない
- 帰属意識が薄くなる
上記の問題を少しでも解決するべく、まずは社内勉強会を実施すべきだと判断して動きました。(この業界では社内勉強会は当たり前だろうという理由で。。)
社内勉強会を始める上で懸念していたこと
- スケジュールと会議室とスピーカーの調整が大変
- 自分から手を挙げスピーカーをする人はいないのでは?
- 自分の技術力を誇示するだけの場じゃないの?と否定する人も少なからずいるのでは。。
- エンジニアは基本お客様先に常駐しているので業後帰社してもらう必要があるので嫌と感じる人がいるのではないか?
まず社内勉強会実施するに向け取り組んだこと
- スピーカーしてくれそうな社員にお願いした
- 社内勉強会のフローを作って全社員に展開した
- 勉強会開催用のメールテンプレートを作成した
- スピーカーしてくれそうな社員にお願いした
- 社内勉強会のフローを作って全社員に展開した
- 勉強会開催用のメールテンプレートを作成した
マネージャー宛開催用メールフォーマット
マネージャー宛メールフォーマット
社内勉強会開催希望の方は以下メールフォーマットでマネージャー宛にメールしてください。
勉強会開催希望日の事務所空き状況をマネージャー側で確認後、主催者側に連絡します。
メール送信先
To:マネージャー
CC:取締役
題名
【社内勉強会】勉強会開催を希望します。(氏名)
本文
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お疲れ様です。○○です。
社内勉強会の開催を希望します。
■勉強会内容:※例 AWSについて
■場所:本社
■開催希望日時
第1希望日
○月○日(月) 19:00~20:00
第2希望日
○月○日(火) 20:00~21:00
第3希望日
○月○日(水) 19:00~20:00
■勉強会当日に必要な機器・備品
※例
・モニター
・会社PC
・サーバ1台
■標準製品リスト以外に導入したいソフトウェア
※例
とくになし
以上、宜しくお願い致します。
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役員宛メールフォーマットまで。。
勉強会当日に使用する資料があれば予め以下フォーマットで取締役宛てにメールしてください。
メール送信先
To:取締役
CC:マネージャー
題名
【社内勉強会】勉強会資料を送付します。(氏名)
本文
======================================================
お疲れ様です。○○です。
社内勉強会で使用する資料を送付します。
印刷部数は○部お願いします。
お手数ですが宜しくお願い致します。
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第1回社内勉強会開催(2014/8)
スピーカー 1人
参加者 7〜9人
テーマ AWSについて
結果は。。
- あまり響かなかった
- 内容が面白くなかった
- 宣伝みたい
- 勉強会をする目的がわからない
とまぁ微妙な反応でした。。
第2回目の勉強会も2ヶ月後に開催されましたが、それ以降はしばらく継続することができませんでした。
何がいけなかったのか?(私の所感)
- フローやメールフォーマットが面倒くさい
- 第1回の反応で却って勉強会を主催するハードルが上がってしまった
- 毎回旗振りする人がいない
社内の打ち合わせで勉強会について話をする機会があったのでブレストすることになりました。
ブレストした結果
役職、年齢、経験年数、入社年数関係なく参加しやすくしたい!そのためには?
- 面倒なフローやフォーマットは使わない
- 開催の旗振りする人を指名
- 勉強会でスピーカーが発信した内容について批判をしない(賛否両論あるかもしれませんが。。)
- スピーカーを経験することで技術力・プレゼン力が向上するメリットがあることを知ってもらう
そして。。
仕切り直して勉強会を開催!(2015/5~毎月1回のペースで現在進行中)
- スピーカーを自分から立候補する人が増えた!
- トレンド技術を展開することができた!更に興味を持ってもらえた!
- 勉強会で初めて知った技術が多い!
- 勉強会開催が当たり前になった!
- 社員同士の交流の場が増えた!
スピーカーの選定は?
- 勉強会参加者から指名したりします。
- 旗振り役の社員から直々にお願いすることもあります。
勉強会の調整方法は?
- 勉強会開催の旨を全社員に周知しその中でみんなの調整を使って参加者を募集
- 勉強会参加者から指名したりします。
- 旗振り役の社員から直々にお願いすることもあります。
勉強会の調整方法は?
- 勉強会開催の旨を全社員に周知しその中でみんなの調整を使って参加者を募集
勉強会の資料は?
- テーマによっては資料があったりなかったりです。
- 資料があればなるべくSlideShareでアップすることを推奨しています。
- 勉強会で取り上げられた資料は社内で使っているredmineで管理し、参加できなかった社員も資料だけ見れる状態にしています。
勉強会をしてよかったこと
- 最初は参加者だったがスピーカーをするまでになった社員が多い
- 社員の意外な面も見えるようになった(実は面白い人だったとかw)
- 技術に対してのモチベーションが上がる
- 何かと毎回刺激になる
- 最初は参加者だったがスピーカーをするまでになった社員が多い
- 社員の意外な面も見えるようになった(実は面白い人だったとかw)
- 技術に対してのモチベーションが上がる
- 何かと毎回刺激になる
あと1番のメリットがあると思うことは
参加者よりスピーカーの方がスキルアップの実感がある!
ではないでしょうか?
勉強会に参加する姿勢も大事ですが主催する側になるということに意義があると思っています。(個人的な考えで恐縮です)
これからの課題
- もっと多くの社員に参加・スピーカーしてもらいたい
- 月1ペースより多くできるようにしたい
- もっと気軽に主催できるようにしたい
これから挑戦してみたいこと
- 外部ゲストを交えての勉強会
- 他社とのコラボ
- 外部勉強会の展開(connpassで展開など)
- 動画の公開
- 外部ゲストを交えての勉強会
- 他社とのコラボ
- 外部勉強会の展開(connpassで展開など)
- 動画の公開
まだ社内勉強会止まりですがそろそろハードルを上げていきたいですねー!
最後まで読んでいただきありがとうございます!社内勉強会を開催する上で悩みを持っている方に少しでもお役に立てれば幸いです
Author And Source
この問題について(社内勉強会を継続させるために取り組んできたこと), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://qiita.com/daigosan/items/b954d1f2fffdac90a1b9著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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