dots.カンファレンス チーム開発を支える技術に参加したよー 午後の部
dots.カンファレンス、チーム開発を支える技術に参加してきました!
午前の部、午後の部、と別れており今回は午後の部の紹介をしていきます。
※私の範囲内で聞いて咀嚼したものですので、内容に相違がある可能性があります。
講演 #午後の部
Qiita/Qiita:Teamの開発を通して見つけた、Incrementsの文化を作る方法
Increments株式会社 東峰 裕之氏
自己紹介:
- Twitter: @htomine
- デザイナー
- 前職サイボウズ
Incrementsってどんな会社?
書き方は「++」で言語のインクリメントを表している
ビジョン:ソフトウァア開発を良くすることで、世界の進化を加速させる
立ち上げ3名、メンバーは14名!?
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Running Leanを実践
- 何を作るかより、何を作らないか
- MVPで検証し、すぐ捨てる
- 無駄な作り込みは悪!
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価値仮設シートの実行
- (ユーザー)___は、
- (欲求)____たいが、
- (課題)___なので、
- (製品の特徴)___に価値がある。 ※cookpadさんのものを踏襲し実行
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属人性の排除について
- 情報共有をTeamlでシェア
- Teamlで書いてあれば誰でも実行可能
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ChatOps
- Qiitan(BOT) rubotyを利用し、掃除当番、Issue登録、Deploy/Mearge
- 面倒なルーチンワークは常に疑う
- 例:勤怠管理は打刻漏れとかめんどくさいよね!?=> Qiitan(Bot)に移行
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初期メンバーは3人から14人になってからどう変わった?
- 多様化への対応が求められた
尖った人が多いが文化はあっている。趣向は少々違う
多様であり、同じ文化に共鳴する集団であることが今の強み
- 働きやすさをどう担保するか
フレックス&リモートワークの導入
他人に強要しない
- 社長<=>各社員での月一1on1
これを実現していくことで以下のことが芽生えてくる(はず!)
会社:社員を知ることをあきらめない
メンバー:会社が「よくしてくれるはず」をあきらめない
- 2014-2015はTeamに注力
実行したこと
Teaming 輪読会
1.学習する組織作り
2.意見の相違の乗り越えられ
3.解決策が生まれるまで議論できる関係性があり
4.安心して率直に意見を述べられる環境である
これができる組織でなら困難を乗り越えていけそうに感じられる。
オススメの本:(http://www.amazon.co.jp/dp/4862761828/)[チームが機能するとはどういうことか]
クラウドソーシングでチームを作る方法
株式会社StartupTechnology 菊本 久寿氏
自己紹介:エンジニア
もともとはフリーランスで一人でタスクをたくさん受けていた。
ただ案件を取りすぎて、、、炎上・・・
その中からクラウドソーシングサービスを設立して、
外注するようになったのが設立経緯
クラウドソーシングを利用する理由:エンジニアを採用できない
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メリット
- 取りやすい
- (自粛)
- 必要な時に必要な分使える(変動費化)
- フリーランスなど個人でも使える
- 個人でも払える額で発注できる
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向かないプロジェクト
- 大規模プロジェクト
- PMがいない
- ISMSなどが絡んでいる場合
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受注側の気持ち:受けたくない地雷案件
- ボリュームが見えない
- ボリュームがでかい
- やすい
- 夢がいっぱい
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正しい募集方法
- やることが明確
- 時給制
- 時間コミットさせない(1500円〜2000円)
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スクリーニングについて
- 先に仕事をやってもらってからスクリーニングに(通常の採用と異なる)
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開発の進め方
- PMがタスク登録(レビュー)
- 開発者が好きなgit pull request / git flowを使ってオープンソースのような形式で開発
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コミュニケーション
- 同一のチャット空間で進めることで技術ヒエラルキーが生まれる(複数人アウトソースする場合)
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ルールの定義
- セットアップ方法のドキュメンテーション(README)
- コード規約を定める
- その他チームのルールを定義する
- プロジェクトの背景などもドキュメンテーション
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運用しながらスクリーニング
- 運用しながら個々のスキルを把握しスクリーニングを行う
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クラウドソーシングエンジニアの状況把握
- スキルが把握できない -> 技術選定を簡単なものに寄せる
- 時間が合わない -> コミュニケーション量を減らす
- 稼働が読めない責任も持てない -> 大きいタスクを振らない
- 仕様を把握していない -> やることはコードを書くように細かく書く
※言語選定はRubyOnRailsがオススメ! PHPだと複数のフレームワークがありパイが獲得できなくなってしまう
※最新の技術ではなく一般的なソリューションで伝える
- 難易度は以下(右が難しい)
右が難しい
Scaffold / View => Logic => Design
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大きくタスクを振らないことに関して
- タスクを細かくして、なるべく複数人に作業を依頼する
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慣れてきたら
- タスクサイズを大きくしてみる
- 上級技術を与えてみる
強いチームをつくる技術
楽天株式会社 及部 敬雄氏
自己紹介:
Twitter: @takaking22
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開発現場でよく見る問題
- レガシーシステム
- メンバーのスキルが低いなどなど
一見技術的な問題かと思いきや、コミュニケーションの問題では?
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チームがビジネスとの開発基盤になる 以下が3セット
- チーム
- 開発
- ビジネス
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強いチームとは!?
- 変化に強い
- チームの文化が存在する
- 改善サイクルが回っている
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強いチームは意識的に作る
- Q.誰が作る!? A.チームで!!
- 誰かがやっているうちは継続しない。自転車を押すくらいのイメージ
- 自分たちで自分たちを強くする
及部さんスライド
及部さんオススメスライド
組織の壁とその壊し方
株式会社シーエー・モバイル 大八木 晋平氏
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自己紹介
- 2003年サイバーエージェントで入社
- ゲーム事業でのマネージャー兼プログラマ経験
- サイバーエージェントのメディア事業、人事責任者
- 現在はシーエーモバイルにて現任
はじめに
特定の個人を非難するものではなく、気づきを与えるもの
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会社紹介
- シーエー・モバイル:2000年創業
- ガラケーからSPへ転換し、直近で過去最高業績に復活
- エンジニア:50名強
- プロダクト:大小多数
- 技術環境は決してよくなかった
- パートナーのコンテンツに守られ、技術的な変化の必要性に迫られなかった
- 課題感があり、なんとかしたいと考えてくれている社員がたくさんいた
組織は生き物
お話しするケースについて
サイバーエージェントのメディア組織
- 組織の壁(1)
企画、開発の壁 (よくある内容で)
企画:「こんな感じでよろしく」
開発:「企画、技術理解なさすぎ」
企画:「開発、事業理解なさすぎ」
・・・
- 壊し方!(1)
どっちが悪い、というわけではない
とにかく互いに歩み寄るための取り組みを行う
企画メンバーがDBのテーブル構造理解、SQLを書く
開発メンバーが市場の競合サービスをめちゃ知っている
技術リテラシーの高い企画者
事業リテラシーの高い技術者
技術者の評価は技術者がする
- プレイヤー、マネジャーの壁(2)
1.優秀なプレイヤーがリーダー兼マネージャーをやらざるをえなくなる問題
2.その結果、優秀なプレイヤーを失い、MTGエンジニアが誕生!問題
3.そんなあの人(2)を見て、ああはなりたくないと人が辞めていく問題
- 壊し方!(2)
1.優秀なプレイヤーは優秀な組織マネージャーとは限らない
2.マネジメントは偉いわけではなく、役割の一つ
3.開発マネジメントの機能、組織マネジメントの機能
4.優秀なプレイヤーがその部署のマネージャーより給料をもらっている世界を当たり前に
5.グレード制度の改定
- まとめ
1.全ての壁は、ドアである
2.問題は、組織・人の数だけ存在しますが、引き出しを増やしてどんなチーム・組織もよくしている人材になっていく
懇親会!!
料理めちゃくちゃうまい><
ハンバーガー、タコライス!?、ケーキ、寿司!!
そしてビールまで。。。
至れり尽くせりです
登壇者の方ともいろんなお話が出来、すごく満足度の高い勉強会でした
詳しい内容は是非是非、dots.カンファレンスに参加してください!!
Author And Source
この問題について(dots.カンファレンス チーム開発を支える技術に参加したよー 午後の部), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://qiita.com/xshsaku/items/49f627ee6bddecd99745著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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