コード で フローチャート シーケンス図 ガントチャート等 を 描く② ~mermaidで図を描く~


目的

  • mermaidで実際に図形を描く方法をまとめる ※本記事ではmermaidを描く方法の紹介を主に行う。mermaidの出力する方法は「コード で シーケンス図等 を 描く ~mermaidの図を出力する~ mermaidまとめ③」で記載予定、記載後本記事にリンクを貼る予定。

この記事のターゲット

  • mermaidがどういうものかのイメージはついたが、どうやってコードを書くかわからない方
  • mermaidで図を作ってみたくてうずうずしている方
  • mermaidが気になっているが書き方次第で導入を迷っている方
    ※mermaidの基本を知りたい方はこちら

押さえるポイント

  • svgファイルとして出力したいときとMarkdownファイルに図として挿入したい時とで記載する場所が異なる。
  • svgファイルが欲しい時→mermaid公式のMermaid Live EditorのCodeの部分に記載する。
  • Markdownファイルに図として挿入したい時→コードブロックでmermaidを指定して記載する。

サンプルコード

本記事の説明で使用するサンプルコードを記載する。

※記載方法は別途記事でまとめる予定なので、今回は単純に下記のコードをテンプレートとしてコピーして使ってください。

graph LR
    A[Hard edge] -->|Link text| B(Round edge)
    B --> C{Decision}
    C -->|One| D[Result one]
    C -->|Two| E[Result two]

↓プレビュー

書き方の例(svgファイルが欲しいとき)

  1. 下記webサイトにアクセスする。下記にリンク先のスクリーンショットを貼る
    Mermaid Live Editor

  2. 下記画像の赤枠内のすでに記載されているコードを消し、前述したサンプルコードをコピーして貼り付ける

  3. 下記画像の青枠内ような図がプレビューに表示されれば記載完了

書き方の例(Markdownファイルに図として挿入したいとき)

  1. mermaidのプレビューを行うプラグインMarkdown Previw Mermaid Supportをインストールする
    ※プラグインのインストール方法は下記記事の日本語プラグインのインストール方法を参考にインストールをお願い致します。Visual Studio Code 導入方法 VSCode ダウンロードから日本語化対応まで~画像付き導入解説~
  2. 新規のMarkdownファイルを作成する。 Visual Studio CodeでのMarkdownファイルの作成方法はこちら
  3. コマンドブロックを作成する。 Markdown記法の基本はこちら
  4. コマンドブロック内に記載するコードをmermaidとして設定する。
  5. コマンドブロック内に、前述したサンプルコードをコピーして貼り付け、赤矢印のプレビューボタンを押す。(筆者のプレビューボタンは二つあるがここでは気にしないこと)
  6. 下記画像のような図がプレビューに表示されれば記載完了

まとめ

  • 図をsvgファイルとして取得したいときはMermaid Live Editorを利用する。
  • 図をMarkdownファイルに乗せたいときはコマンドブロック内に記載する。