Cloud9でEC-CUBE3をサクッと動かす


はじめに

この記事のゴール

Cloud9にEC-CUBE 3.0をインストールして、動作確認ができるようになること。
※Cloud9は無料から利用できるクラウド開発環境です

ご注意

この記事では、サクッと動かすことを目的にしているため、DBとしてSQLiteを使用。
(SQLiteはあくまで開発者向け)

Cloud9へのEC-CUBE 3.0導入手順

Cloud9にワークスペースを作成する

Cloud9のダッシュボードから新しいワークスペースを作成。
templateは、PHPを選択。
Clone from Git or Mercurial URLにはEC-CUBEのgitアドレスを入力。
https://github.com/EC-CUBE/ec-cube.git)

依存ライブラリのインストール

Composerを利用して、必要なライブラリをインストールする。
Cloud9のターミナルで下記のコマンドを実行。(完了するまで少々時間がかかる)

~/workspace (master) $ composer install

ルートディレクトリの変更

URLに/html/を付加しなくてもアクセスできるように、ルートディレクトリを変更。
(URLにhtmlが含まれていても気にしないなら、この手順を無視してもらってOK)

$ sudo vi /etc/apache2/sites-enabled/001-cloud9.conf
<VirtualHost *:8080>
    DocumentRoot /home/ubuntu/workspace
      ↓
    DocumentRoot /home/ubuntu/workspace/html

EC-CUBEインストール

Cloud9画面上部の「Run Project」ボタンを押下。
実行するとURLが表示されるのでアクセス。

EC-CUBEのインストール画面が表示されるので、手順にしたがってインストールを進める。

データベースの設定では「SQLite(開発者用)」を選択。

これだけでEC-CUBEのインストール完了。

※Cloud9でちゃんと動くか、細かい動作検証は行っていないのであしからずです。

おわりに

Cloud9は、EC-CUBE 3.0をインストールするのに必要なライブラリやツールが最初から入っているので、とてもスムーズに導入できました。みなさんも試していただけたらと思います。