AWS Rekognitionを使ってみた(実行編)


コチラの記事で設定したAWS RekognitionをAWS CLIで実行してみました。
ここでは、実行した結果を記載しています。

Rekognitionを実行してみた

初めに、使いたい画像をCloud9にアップします。
使用可能な画像の形式は、JPEG / PNG だそうです。
次に、AWS S3nana-test-bucketというバケットを作成しました。
そして、S3に使用する画像のアップ。

$ aws s3 cp ./ImageName s3://BucketName/

1. detect-labels(画像内のラベルを検出)

最初に私が使用したのは、detect-labelsです。
以下で実行ができます。

$ aws rekognition detect-labels --image "S3Object={Bucket=BucketName,Name=ImageName}" --region RegionName

実行してみたところ。。

エラーった。。
そこで、コマンドの最後に--no-verify-sslを追加して再度実行してみたところ。。

できたー!こんな感じの結果が帰ってきました。

2. detect-faces(顔の検出)

次に使用してみたAPIは、detect-facesです。
以下で実行できます。

$ aws rekognition detect-faces --image "S3Object={Bucket=BucketName,Name=ImageName}" --attributes "ALL" 

実行結果はこちら↓↓

attributesを"ALL"にすると、こんな風にいっぱい結果が帰ってきます。
attributesをつけずに実行した場合は、顔の位置やポーズなどの結果だけ帰ってきました。

3. compare-faces(顔の比較)

compare-faces APIを使用してみました。
Cloud9に比較させたい画像をアップし、S3の自分のバケットにもアップします。

実行するためのコードは、以下です。

$ aws rekognition compare-faces --source-image "S3Object={Bucket=BucketName,Name=ImageName}" --target-image "S3Object={Bucket=BucketName,Name=ImageName}" --region RegionName

実行結果はこちら↓↓

今回は、顔がマッチしたので、SimilarityFaceなどの分析結果が帰ってきました。
ちなみに、ジョニーデップの通常の顔写真とウィリー・ウォンカ(チャーリーとチョコレート工場)の顔写真を比較したところ、さすがにマッチしませんでした。残念。。

4. detect-moderation-labels(画像の節度検出)

最後に使用したのが、detect-moderation-labelsです。
実行するためのコードは、以下です。

$ aws rekognition detect-moderation-labels --image "S3Object={Bucket=BucketName,Name=ImageName}" --region RegionName

今回これで私が検出した画像は、銃の画像と水着姿の女性の画像です。
銃の画像で実行した結果がこちら↓↓


とくに何も不適切なものはなさそうです。

次に、水着姿の画像で実行した結果↓↓

なんか不適切っぽい(?)肌の露出が多いからですかね。。
分析した結果に、Swimwear or Underwearと書いてあるので
しっかり分析されていることが分かりました。感動!!

以上が、AWS Rekognitionを使ってみた結果でした。
次は、SDKで実行してみることにします。
ありがとうございました!

API使用に関しての参考&詳細はコチラ。

http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/rekognition/latest/dg/get-started-exercise.html