Dockerを用いてPython3系の環境をコンテナで起動してみた


はじめに

今回は、DockerにてPython3系の環境を利用するまでの過程を確認したいと思います。

Python3系のイメージを入手してコンテナ起動まで見ていきます。

補足:仮想環境構築パターン例

-venv または virtualenv (読み方: バーチャルエンブ) を使う
-pyenv (読み方: パイエンブ) を使う
-Docker (読み方: ドッカー) または仮装環境を使う

参考記事はこちら

今回の手順で参考にした記事はこちら

1.Docker for Mac をダウンロード

公式からダウンロードして起動する。
https://docs.docker.com/docker-for-mac/install/

以下のコマンドでバージョンを確認。
ダウンロード時点:2020/10/2

$ docker --version
Docker version 19.03.13, build 4484c46d9d
$ docker which
/usr/local/bin/docker

2.公式イメージを入手

ターミナルにて以下のコマンドを実行していきます。

※今回は、Python3系の取得・起動まで行なっていきます。

$ sudo docker pull python:3.8
Password:

adminパスワードの入力を求められますので、入力してEnter。

Status: Downloaded newer image for python:3.8
docker.io/library/python:3.8

最後に上記の通り表示されてイメージを入手。

以下のコマンドでバージョンを確認。

$ docker images
REPOSITORY  TAG    ...
python      3.8    ...

3.コンテナ起動

以下のコマンドでコンテナを作成し、ログインしていきます。

$ docker run -it --name test python:3.8 /bin/bash

実行すると、コンテナが起動しrootユーザでログインしています。
Docker for Macの方でも以下の通り確認できます。

無事コンテナ起動できたので、実際にPython3系が入っているかも確認しておきます。

$ python --version
Python 3.8.6

pipも同梱されています。

$ pip --version
pip 20.3.1 from ・・・

コンテナの起動と停止

exitでDocker環境を退出、さらにもう一度exitとすることでホスト環境へ戻ることができます。

使用したコンテナを、再度起動したい場合は以下の通り実行します。

$ docker start コンテナ名(もしくはコンテナID)

停止は以下の通りです。

$ docker stop コンテナ名(もしくはコンテナID)

再度起動したコンテナへのログインは以下の通りです。

$ docker exec -it コンテナ名 /bin/bash

まとめ

今回は、DockerによるPython3系のイメージ入手、コンテナ起動、ログインまでを確認しました。

参考にさせて頂いた記事の作成者様ありがとうございました。

今後は、Docker Composeなどを用いた開発環境構築にも触れていきたいと思います。

ありがとうございました。