【QUERY関数】スプレッドシードで文字列を追加して縦に連結する方法


個人的によく使うのに、検索するとなかなか見つけられないので備忘録として書きます。
A店の情報とB点の情報が別々のスプレッドシートに吐き出される場合、集計や分析のため、ひとつにまとめたいことってありますよね。
そんなときはQUERY関数を使うと、店舗名を追加しつつ自動で連結できるので便利です。

連結前

A店の情報とB店の情報が分かれて記録されています

反映イメージ

データは縦に連結
カラム名には店舗名の文字列を追加

準備すること

各店舗の情報に加えて 「店舗」 のカラムを用意しておく

クエリ関数

=QUERY({
QUERY(A3:E11,"SELECT A,B,C,D,E,'A店' LABEL 'A店'''" );
QUERY(G3:K11,"SELECT G,H,I,J,K,'B店' LABEL 'B店'''" )
})

補足

店舗名を追加 

SELECT文に '文字列' を加えることで全行に同じ文字列を追加できます。
そのときにLABELを使わないと不必要なカラムができてしまうので注意。
'A店' のときは '' (カラム名をつけない)と指定しましょう。

QUERY(A3:E11,"SELECT A,B,C,D,E,'A店' LABEL 'A店'''" )

複数のQUERY関数を縦に繋ぐ

各QUERY関数を ; で連結し {} で囲みましょう。
3個でも連結することができます。

=QUERY({
QUERY(A3:E11,"SELECT *");
QUERY(G3:K11,"SELECT *");
QUERY(M3:Q11,"SELECT *")
})