SuperMicroサーバー X11系 BIOS、ファームウェアのアップデート


X11系サーバーについての作業手順 (2022/3)

■Supermicroの用語

  • BMC : Baseboard Management Controller
  • IPMI : Intelligent Platform Management Interface

■ファームウェアのアップデート

BMC/IPMPの管理画面から作業可能

・Firmware Update を選択します。

・作業用のPCから、アップデートファイルを選択します。

・バージョンを確認します。

■BIOSのアップデート
 (電源Off必須 ※BIOS設定が初期化されます)

IPMIのライセンスにもよりますが、私の環境では、USBにてアップデートが必要でした。

①USBの準備

・コマンド入力が面倒なので、ファイル名を変更しました。
 

・FAT32フォーマットのUSB直下に、以下のファイルをコピーしました。
 

②電源投入後 [F11]キーをON

②USBではなく、 "UEFI:Built-in EFI Shell" を選択

③次の画面でコマンド入力します。

 しかしながら、私の環境では、コマンドの入力例にある
 fs0 ではなく fs1になっていました。
 また環境によっては、日本語キーボードと認識されませんので、":"の入力につまずきます。
 ※[shift]+";" で入力します。

#説明のコマンド見本
     Shell> fs0:
     fs0:\> cd UEFI
     fs0:\UEFI> flash.nsh X11DPU7.218

↓説明通りに入力しますが、fs0 に該当ファイルがないので焦ります。

↓以下の様に入力しました。

     Shell> fs1:
     fs1:\> flash.nsh X11DGQ.bin

以下のような画面で進んでいきます。

この画面まで進めば完了の様です。電源off&Onします。

■最終確認 更新予定のVer3.5に反映されています。

注意事項:ファイル名の入力ミスの場合、このような画面になります。

参考にさせていただいたサイト