TermuxでC言語を書く 2022


AndroidでC言語書きたいですよね.
やりましょう.

注意
この記事はTermuxと呼ばれる環境でどうしてもC言語を書きたい変態の方向けの記事です.
AndroidでC言語を書くだけであれば,Mobile Cなどを使う方が良いと思います.

Termuxのインストール

まず,Playストアのものは選ばないようにしましょう.Playストアにあるものは更新がされていません1

インストールは,F-Droid経由か,直接APKを用いて行います.

F-Droid:

直接APKから

Repositoryの変更

このあと直接pkg install gcc clangしてもよいのですが,初期状態ではいろいろ足りずに(実行に)失敗します.Grimler repoへ変更し,必要なパッケージを入れます.
しかし,2022年3月現在,GrimlerさんがGPGキーを変更した関係で,素直にtermux-change-repoしても失敗する現状にあります.失敗せずにGrimler repoへ変更する方法は下記をご覧ください.

開発環境を入れる

あとは好きなコンパイラ・エディタを入れましょう.エディタに関してはPlayストアから適当なエディタを選ぶという手もありますし,おなじみのVim,Emacs,Nano等を入れることもできます.よくわからない方は,下記を実行してください.

pkg install nano clang

実際に書いてみる

ここからはnanoとclangの環境である前提で進めていきます.

nano hello.c

そしたら,下記を書きます.

hello.c
#include <stdio.h>

int main(){
    puts("Hello C on Termux!");

    return 0;
}

Ctrl + XYEnter で保存.

次に,コンパイルの実行.

clang hello.c

そして実行.

./a.out
結果.
Hello C on Termux!
  1. https://wiki.termux.com/wiki/Termux_Google_Play