crontabの基本的なコマンドとファイル差替え(Windows)


事前事項

  1. 差替え用のcronファイル(cron_batch.cron.new)は既に用意済み。
  2. ファイル名、ディレクトリ構造は適当に記載している。

差替え手順

  • FTPソフト(WinSCP等)を使用して、バッチサーバーの「/tmp」にcronファイルを格納する。
  • SSHクライアント(Putty等)を使用して、「踏み台サーバー」→「バッチサーバー」の順に接続する。
  • root(スーパーユーザー)に切り替える。
sudo su -
  • tmpディレクトリへ移動する。
cd /tmp
  • 変更前のcrontabを「tmpディレクトリ」へバックアップをとる。
crontab -l > crontab_backup1
  • 差替え用のファイルを反映させる。
crontab /tmp/cron_batch.cron.new
  • 変更後のcronファイルのバックアップをとる。
crontab -l > crontab_backup2
  • 変更前後の差分を確認する。
diff crontab_backup1 crontab_backup2
  • バックアップディレクトリの作成
mkdir -p /home/backup/`date +%Y%m%d`
  • crontab出力ファイルをローカルのバックアップディレクトリに退避する。
mv /tmp/crontab_backup? /home/backup/`date +%Y%m%d`
  • 退避ファイルを確認する。
ls -l /home/backup/`date +%Y%m%d`
  • ログアウト
exit

基本的なcrontabコマンド

コマンド 内 容
crontab ファイル名 cronファイルの更新
(ファイル名を指定しないと、空ファイルを指定したことになり、cronファイルが消えるので注意が必要。 )
crontab -l cron設定の表示
(「crontab -l > ファイル名」で表示した内容を別ファイルに保存。 )
crontab -e cronファイルの編集
(「e」の隣に「r」があるので、使用する際は注意が必要。)
crontab -r cronファイルの削除
(警告なしで削除される。)