【mac】networkQualityコマンドの紹介


networkQualityコマンドとは?

ネットワークの品質を手軽に確認することができるコマンドです。

pingコマンドや回線スピードをテストするサイトなどの代わりに使うことができそうです。

macOSのMontereyから追加されました。

何がわかるか

コマンドを実行すると、1分間あたりのラウンドトリップ数がわかります。

ラウンドトリップとは、ネットワーク通信でメッセージを送って、返答が送信元に戻ってくるまでのことを云います。

networkQualityでは1分間あたりのラウンドトリップ数を教えてくれます。

同時にアップロードとダウンロードの処理能力も測定してくれます。

(実行結果サンプルの再下行の(348 RPM)がラウンドトリップ数/分)

実行結果サンプル

$  networkQuality
==== SUMMARY ====                                                                                         
Upload capacity: 71.466 Mbps
Download capacity: 115.972 Mbps
Upload flows: 20
Download flows: 16
Responsiveness: Medium (348 RPM)

ヘルプ

$  networkQuality -h
USAGE: networkQuality [-C <configuration_url>] [-c] [-h] [-I <interfaceName>] [-s] [-v]
    -C: override Configuration URL
    -c: Produce computer-readable output
    -h: Show help (this message)
    -I: Bind test to interface (e.g., en0, pdp_ip0,...)
    -s: Run tests sequentially instead of parallel upload/download
    -v: Verbose output