Arduinoと音声合成LSI_Aquestalk_ATP3011F1-PUを用いて音声合成する


Arduinoに言葉を話させたい場合があります。音声合成LSIを使用してArduinoに日本語を話させましたのでその手順を記載します。

準備

Arduino UNO R3 互換品
音声合成LSI ATP3011F1-PU(ゆっくりな女性
・スピーカ(100均のものでOK)
・抵抗4.7kΩ 2個
・ジャンパワイヤ3個(オスーオス)

回路図

Arduino-ATP3011F1PUを下記の通り接続します。

Aquestalkの回路図は下記の通りです。

コード

AquesTalk ライブラリからArduino_AquesTalk_Library.zipを取得して使用します。

#include <AquesTalk.h>
#include <Wire.h>  // I2CライブラリAquesTalkライブラリ内部で使用するので定義必要

// Hello Talk - AquesTalk pico LSIで「こんにちは」を繰り返し発声する

AquesTalk atp;  //インスタンス定義 変数名は任意

void setup()
{
}

void loop()
{
    atp.Synthe("konnnichiwa.");  //引数に指定のテキストを発声
}

テスト

konnnichiwa.,,,と繰り返し音声再生できればOKです。

参考

組み込みエンジニアでなくても週末にArduinoを使って遊ぶ
AquesTalk ライブラリ
AquesTalk 3011 Datasheet