MacからYAMAHAルータのCOMポートに接続する


はじめに

色々ある世の中…いざというときのために、今使っているMacからYAMAHAルータのCOMポートに
接続する手段は確保しておきたいな…と思い、ちょっと調べました。

いざというとき=たとえば、ルータの設定書き間違えて、ネット越しにルータに入れなくなったとき(こわっ!)

準備したもの

シリアル(RS232C) - USB変換ケーブル
とりあえずFTDIチップセット内蔵のこいつを入手しました。

MacBook Pro
今使っているマシン。(macOS 10.15)
最近「A」のキーが陥没気味。

YAMAHAルータ(RTX1200)
絶賛稼働中。

作業手順

まずは、シリアルUSB変換ケーブルでMacとルータを接続し、Macでターミナルを立ち上げます。

デバイス名を確認します。

$ ls /dev/tty.*

tty.usbserial-******** が対象のデバイス名になります。

Macではscreenコマンドが入っているのでありがたく使わせてもらいます。

$ screen /dev/tty.usbserial-********

これでターミナルからCOMポートに接続できます。

Password:

とルータのログイン画面が表示されます。
いつも使っているルータパスワードを使ってログインし、作業します。
もしルータパスワードを忘れてしまったとか、非常事態の場合は緊急用のパスワード w,lXlma で…。

screenから抜ける時は、Ctrlキーを押したまま「A」キー、「¥」キーの順に押すと、
Really quit and kill all your windows [y/n] と表示されるので、y を入力します。

おわりに

実際に活用することはほぼ無いかも知れませんが、
保険だと思って、原始的な手段は1つくらい確保しておいたほうがいいですね。