VDD(Vagrant Drupal Development)でDrupalの環境構築


ローカルにDrupalの開発環境を構築するやり方を紹介します。
英語版の記事はこちらです。今回はDrupal7をインストールします。
https://www.drupal.org/node/2008792

Vagrantが入っているか確認する。

vagrant --version

VirtualBoxが入っているか確認する

vboxmanage --version

無い場合は、それぞれインストールしてください。

VDDをダウンロードする。

こちらからダウンロードしてください。
https://www.drupal.org/project/vdd

ダウンロードできたら解凍して、適当なディレクトリに移動します。
「vdd」というファイル名をプロジェクト名などに変更してください。

Vagrantを実行

下記コマンドでインストール作業を実行します。

vagrant up

しばらく待ちます。。。

以下のテキストが表示されれば完了です。

ブラウザで確認

すでにVirtualBoxが起動しているので下記URLにアクセスする。
http://192.168.44.44

SSHでアクセス

SSHでVirtualBoxにアクセスします。vagrantコマンドでアクセスできます。

$ vagrant ssh

Drupalをインストール

vagrant guest$ rm -rf ~/sites/drupal7
vagrant guest$ cd ~/sites
vagrant guest$ drush dl drupal-7 --drupal-project-rename="drupal7"
vagrant guest$ drush @drupal7 si standard -y

これでDrupalのインストールが完了しました。
以下のURLにアクセスしてください。ページが表示されればOKです。

VDDの高速化

このままでは動きが遅いので、高速化します。これはMacしかできません。
config.jsonを開き、以下の記述を探します。

typeの箇所を変更します。

最後にvagrantをリロードします。

$ vagrant reload

これで高速が完了です。

仮想環境と同期するディレクトリを設定する。

今のままでは、
http://192.168.44.44/drupal7/
がindexになるため、変更します。

config.jsonファイルを開き

{
  "vm": {
    "ip": "192.168.44.44",
    "memory": "1024",
    "synced_folders": [
      {
        "host_path": "data/drupal7/", /* drupal7/ を追加 */
        "guest_path": "/var/www",
        "type": "default"
      }
    ],
    "forwarded_ports": []

のように変更します。

最後に下記コマンドを実行します。

まずは、一度vagrantを落とします。既に停止してる場合は必要ありません。

vagrant halt

Provisionを実行

vagrant provision

再度起動します。

vagrant up

http://192.168.44.44/
にアクセスして表示されれば完了です。

これで開発環境が整いました!