MojaveではAPFS


前回(https://qiita.com/uuu_n/items/2a72e6b9ebb669e48e9c) 、オンボロMacにOSを入れるときに何も考えずにSSDを「Mac OS 拡張(ジャーナリング)」でフォーマットしました。
ソフトウェアアップデートが来ているとネットニュースで見たので適用しようとすると、「お使いのMacは最新の状態です。」嘘だろ?

真っ先に疑うのはMojave Patcherのバグです。困ったときは公式サイトを読もう(ただし英語)。→http://dosdude1.com/mojave/

要約すると、

  • Mac OS 拡張(ジャーナリング)とAPFSがつかえるよ。GUIDパーティションにしてね。
    • Mac OS 拡張(ジャーナリング)にすると、システム設定からアップデートできないよ。
      • Late 2009以降ならHigh Sierraと変わらずにAPFSが使えるよ。
      • APFSにネイティブ対応してないマシンでAPFSを使うと、リカバリーパーティションが使えなかったりいろいろ面倒だよ。

どうやらバグではなく仕様のようです。インストールメディアを作って一から入れましょう。いろいろ問題はあるようですがAPFSでやってみます。

前回同様、インストールメディアを外付けHDDに作り、必要なものは避難させておきます。前回との違いは、フォーマットでAPFSを選ぶ点です。
インストールを進めていき、終了して再起動してカーネルパニックまでは想定内。前回同様、再び外付けHDDから起動しパッチを当てましょう。ここで起動時にいちいちハードウェアテストらしき画面が走るようになってますが、気にしない。

林檎が表示されたら、祈りましょう。起動に成功すると、初期設定が走るので済ませます。

Macではサードパーティ製のSSDでデフォルトでTRIMが無効になっているので有効にしましょう。

ターミナルを起動し以下のコマンドを実行します。

hoge@mac~$ sudo trimforce enable

パスワードを入れると、警告文が出てYesかNoか聞かれます。yと入れてEnter。すると再起動します。

システムレポートでTRIMサポートが「はい」になっていたら成功です。

次からは楽にアップデートできるといいです。