InternetExplorerを拒否するサイトの作り方


InternetExplorerの対応が面倒くさい

ええい!面倒くさい!IEを拒否してしまえ!!ということで、IEを拒否する方法です。

※IEを拒否するとサイトのアクセス数が減ったり、UXを下げたりする可能性があるので注意が必要です。

方法

方法としては、JavaScriptを使って、IEでアクセスするとIEに対応していない旨が書かれたページにリダイレクトされ、Google Chromeのインストールを促すというものです。

プログラム

IE_boycott.js
var userAgent = window.navigator.userAgent.toLowerCase();
if(userAgent.indexOf('msie') != -1 ||
    userAgent.indexOf('trident') != -1) {
        window.location.replace("do_not_use_ie.html");
}

userAgentでIEか判定し、IEなら強制的にdo_not_use_ie.htmlにリダイレクトしています。

userAgentを書き換えてあったらリダイレクト回避されてしまいますが、そんなことをするような人はとっくに別のブラウザーに乗り換えているでしょう(たぶん)。

リダイレクト先

正直リダイレクト先は何でもよいですし、直前まで見ていたところに戻すこともできますが、一応メッセージを表示します。

do_not_use_ie.html
<h1>Boycott Internet Explorer</h1>
<p>
    このサイトは、Internet Explorer向けには作られていません。Internet Explorerでは、このサイトのレイアウトが最悪な状態になるでしょう。これは、Internet Explorerを考慮せず、最新のブラウザ向けにこのサイトが作られている為です。<br>
    正しい状態でこのサイトを閲覧したい場合は他の最新のWEBブラウザを使用してください。このサイトでは、Internet Explorerを完全に切り捨てます。
</p>
<p>
    はっきり言ってしまいましょう。Internet Explorerは、<strong>時代遅れ</strong>です。開発したMicrosoftも使用中止を呼び掛けています。<br>
    しかし、Internet Explorerを使っている人がなんと多いことか。そのおかげでWEBデザイナーの人たちが非常に苦労し、迷惑しているんです。最新の技術に対応していない時代遅れでも表示できるようにと。<br>
    本来、これは無駄な労力です。Internet Explorerを使う人が少しでも減れば、彼らが苦労せずに済みます。しかも、あなたも最新の技術で最高のネットサーフィンができます。<br>
    Internet Explorerを使い続けることは、デメリットしかないのです。
</p>
<p>
    この際ですから、あなたのせいで苦労している人たちのために、以下のリンクから最新のカッコいいWEBブラウザ「Google Chrome」(無料!シェア率トップ!)をダウンロードしてしまいましょう!!あなたもWEBデザイナーもWin Winです。
</p>
<p>
    <a href="https://www.google.com/chrome/" target"_blank">あなたのせいで困っている人を助ける!</a>
</p>

超手抜きです。もはやDOCTYPE宣言もしていません...。適宜書き換えてください。

一番下の「あなたのせいで困っている人を助ける!」というリンクを押すと、Google Chromeのダウンロードページに飛びます。

↓実際の画面です。表示にはEdgeを使っています。また、プライバシー保護のためモザイクをかけています。

手抜き過ぎて怪しいサイトに見えますね...。

ということで、IEを拒否するサイトができました。めでたし、めでたし。