プリザンターの項目を特定の条件で読み取り専用にする


本記事は Pleasanter(プリザンター) Advent Calendar 2020 9日目の記事です。

最新機能

今日もまたバージョンアップして、サーバスクリプトの新機能が利用できるようになりました。今日は少し地味な機能ではありますが、ワークフローなどを実現する上で重要な機能です。プリザンターの項目を特定の条件の時に読み取り専用にすることができるようになりました。

製品 バージョン
.NET Framework版 0.50.203.*
.NET Core版 1.1.11.0

※ CentOSなどのLinux環境で動作させるためには下記の追加のセットアップ手順が必要です。
https://pleasanter.net/fs/publishes/2396324

サーバスクリプトの登録

テーブルの管理からサーバスクリプトタブを開き、下記のスクリプトを登録します。条件は画面表示前とします。

// 条件は「画面表示の前」にチェック
// 状況が完了の場合に分類A/B/Cを読み取り専用にします。
if (model.Status === 900) {
    columns.ClassA.ReadOnly = true;
    columns.ClassB.ReadOnly = true;
    columns.ClassC.ReadOnly = true;
}

適用結果

登録したサーバスクリプトにより、完了したレコードの特定の項目を操作できないようにすることができました。クライアントサイドのJavaScriptで実装するより、かなり簡単に実装することができます。

このサンプルは、デモ環境の「プロジェクト管理の例」の「WBS」テーブルでご確認いただけます。デモ環境は下記からご利用いただけます。
https://pleasanter.azurewebsites.net

今後も無料で使えるオープンソースのプリザンターの機能強化に取り組んでまいります。ぜひご期待ください!メリークリスマス!🎅