Movable Type 7 developer preview (アルファ版)を動かしてみた


Movable Type 7 developer previewが以下のページで公開されているのでインストールして動かしてみました。

まずはログイン直後のダッシュボード画面です。

デザインが大きく変わっています。

気になるコンテンツタイプの管理機能は、以下のようにメニューに項目が増えて専用の画面が用意されています。

コンテンツタイプの編集画面はこんな感じです。

「Content」のドロップダウンリストから追加したいフィールドのタイプを選択して「Add content field」ボタンをクリックするとフィールドが追加されます。追加されたフィールドの「Setting」をクリックすると以下のように編集用の表示に切り替わります。

ここで作ったコンテンツタイプをどのように使うかというと、メニューの「Content data」の下に作成したコンテンツタイプが表示され、そこからそのコンテンツタイプに対するデータを管理することができます。記事の方で指定して使うのかと思っていたのですが、まったく別の存在が追加された形になるようです。なんとなくWordPressのカスタム投稿タイプっぽい感じがします。

コンテンツタイプには記事のタイトルのような必ず存在する項目というものがないので、一覧画面に表示する項目はすべてDisplay optionで指定する形になっています。とはいえ人間が識別できる名前のようなものがないと困るので、自前でそういったフィールドを用意することになるのではないかと思います。

コンテンツタイプのデータ編集画面はこんな感じです。

で、こうして作成したコンテンツタイプのデータをサイト上に表示するには、記事と同じようにアーカイプテンプレートを作成したりすることで行います。そのためにアーカイブタイプにコンテンツタイプに対するものが一式追加されています。

たとえば「コンテンツタイプ 月別」のアーカイブテンプレートに以下の内容を記述すると、

<mt:Contents>
<h3>[<$mt:ContentID escape="html"$>] <$mt:ContentDate escape="html"$></h3>

<mt:ContentField unique_id="dbd4aa7823941f9b10cf8d08276781ad1934a69d">
<div>
<$mt:Var name="__value__" escape="html"$>
</div>
</mt:ContentField>

<div>
<mt:ContentField unique_id="e40a1e0c83c9e87dfaf05206cffd23113041992b">
<$mt:Var name="__key__" escape="html"$>: <$mt:Var name="__value__" escape="html"$>
</mt:ContentField>
</div>

<div>
<mt:ContentField unique_id="e4d192e6a8fa2693b0a503edd6c314a26de361a8">
<$mt:AssetURL escape="html"$>
</mt:ContentField>
</div>

<hr />
</mt:Contents>

こんなページが生成されます。

mt:ContentFieldタグはフィールドタイプによって自動的に挙動が変わります。タイプごとに専用のタグがあった方が分かりやすいような気もしますが、タイプを増やすとそれ用のタグ一式を追加しなければならなくなるということを避けたのかもしれません。