ハンガソンでmyThingsを使った「ケアハンガー」を作った話


この記事はmyThings Advent Calendarの15日目の記事です。

はじめに( ´ ▽ ` )ノ

皆さんこんにちは。主婦クリエイターのkeropiyoです( ´ ▽ ` )ノ

今回私は「ハンガソン」というハッカソンに参加して、チームの皆さんと一緒に、myThingsを使って「ケアハンガー」という作品を作った話を書きたいと思います。

アイデアスケッチとモデリング

ハンガーに関するアイデアスケッチを短時間で沢山描くというワークショップがあり、その中でチームメンバーと一緒にブラッシュアップさせていったのが、臭いがすると「くさい!」とお知らせする「ケアハンガー」でした。

1ヶ月の長期ハッカソンだったので、「ケアハンガー」をイメージしたモデリングも素晴らしいモノが出来上がっています。

構成

においセンサー(TGS2450)の設定に悩まされ、最終日の構成はシンプルに「におい」が「ある」「ない」を判定する事にしました。
全体の構成は以下の通りです。

内部の電子回路と遠距離開発

電子回路については、まだまだ改良の余地が沢山あるのですが、スカイプなどを使いながら遠距離にいる人と開発をおこなうのは、とてもいい経験になりました。

IDCFクラウドの設定

masatoさんのmyThingsをはじめよう - Part2: IDCFクラウドに「IDCF」チャンネルをセットアップするを参考にIDCFクラウドの設定をしました。

RaspberryPi2の設定とサンプルコードの利用

RaspberryPi2の設定はmyThingsをはじめよう - Part1: はじめてのRaspberry Pi 2セットアップを参考に、サンプルコードを以下の手順で取得して

$ git clone https://github.com/IDCFChannel/bme280-meshblu-py
$ cd bme280-meshblu-py

bme280-meshblu-pyの配下にある
・bme280.py
・bme280_data.py
という2つのPythonコードとconfigを書き換えています。

通知

myThingからの通知は、Gmailへ通知するパターンとPushさせるパターンと作成しましたが、「くさいよー」と通知される以下のパターンが人気でした。

展示

ハンガソンが終了した後日。北九州で開催されたMONOcafeでケアハンガーの展示をさせてただきました。ご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました。

終わりに

今回、IDCFクラウドでの仮想サーバー作成や、myThingsの通知、Pythonのコード、秘密キーを使ったSSHや、meshbluやdockerなど、大変勉強になりました。また別の自作デバイスで何か試したいと思います。