Windows + Alacritty で msys2(MinGW) bash を使うメモ


Alacritty はドキュメントほぼ無いので基本利用はおすすめはしないですが, どうしても Windows で msys2 で Linux gnome-termial のようなレスポンス高いシェル実現し, ag など Linux プログラムも動かして快適にしたいひと向け
(Windows Terminal は Ctrl+C, Ctrl-V のリマップができないしレスポンス遅い(+ tmux とか使うとレイアウト崩れる), mintty は悪くはないがやっぱりレスポンス悪め)

設定(バージョンによってことなる)

%APPDATA%/alacritty/alacritty.yaml で手で編集しないといけません.

オフィシャルの設定ファイルのドキュメントは無いです.
alacritty.yaml のコメントだけです.

を参考に設定必要です.

どうもバージョンによって異なります.

v0.9 の話をします.

v0.9 だと, cmd.exe /c "...." みたいなプログラム指定だと Powershell が起動してしまうっぽい.
(検索で出てくるのはこの古い設定方法)

working_directory: C:\Users\syoyo

env:
  HOME: C:\Users\syoyo

shell:
  program: C:\mingw64\usr\bin\bash.exe
  args: ["--login", "-i"]

program には " でエスケープして引数含めて一つに記述はできません(e.g. "C:\mingw64\usr\bin\bash.exe --login -i")
引数は args: に記載します.

Unable to spawn shell... と出る場合, たぶん program のファイルパスが間違っています.

設定がうまくいけば

のように起動します! Voila!

エラー

文法エラーとかあると表示してくれます.

設定ファイルは(エラーの場合?)変更あると自動リロードされるるので, Alacritty のウィンドウ出したまま設定ファイルの見直しができます.

キーボードペーストは Linux と同じ(?)ように ctrl+shift+v or shift+INS でいけます.

TODO

MSYSTEM の設定をうまくやる(32bit, 64bit, UCRT)

envs:
  MSYSTEM: UCRT65

はうまくいかずエラーとなりました(process not found エラー)

マウスでコピペなどのバインディングをうまくやる.